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MUSIC PORTER X ケータイで、オールインワンミュージック環境を手に入れる
MUSIC PORTER X
エヌ・ティ・ティ・ドコモ(株)
未定
http://www.nttdocomo.co.jp/

Printable Version 2006年3月27日

MUSIC PORTER Xは、2005年10月に発表された(株)エヌ・ティ・ティドコモのコンセプトモデルのこと。その素性は三菱電機(株)製のFOMA端末であり、音楽ケータイ“MUSIC PORTER”シリーズの3代目にあたる。型番は「D851iWM」だ。ワンプッシュでスライドする“ミリタリーカラー”(サファリグリーン)のストレートボディーには、2.8インチの大型液晶ディスプレーと1GBの大容量フラッシュメモリーを搭載する。パソコンから転送した曲を約700曲(※1)持ち歩けるだけでなく、モバHO!やFMラジオも楽しめる。つまり自分の好きな曲も、音楽番組も楽しめる。音楽好きにとってはまさに夢のようなミュージックケータイなのだ。

※1 ビットレート48kbpsのATRAC3plusの場合

モバHO!の曲を聴いてみた!

 そんなMUSIC PORTER Xで早速モバHO!を聴いてみた。使い方は実にカンタンで、待受け状態で側面の音符ボタンを長押しするだけでいい。画面が切り替わり、しばらくすると曲が聴こえてくる。

MUSIC PORTER X
MUSIC PORTER X

 イイ音だ。モバHO!はデジタル放送だけあって音質はクリアそのもの。本体背面のスピーカーはモノラルなので、曲を聴くときはやはりヘッドホンで聴いた方がいい。まるでCDみたいな美しい音色はこれまでのモバHO!端末と同じだが、チャンネル切り替えやスクロール時のレスポンスの良さはこれまでにないレベルで、正直、ちょっと感動した。

側面の音符ボタン
本体側面の音符ボタンを押すたびに「モバHO!」→「ミュージックプレイヤー」→「FMラジオ」の順に再生するものを切り替えられる。「MENU」→「メディア切替」でも同様のことは可能だが、手探りでも操作できるボタンの方が断然便利だ。
付属品
本体にはアンテナ内蔵ヘッドホン、マイク付リモコン、USB接続ケーブル、デジタルオーディオソフト「BeatJam」が付属。アンテナ端子付き充電スタンド(卓上クレードル)とバッテリー、ACアダプターは別売となる。

 チャンネルの切り替え方法はいくつかあるのだが、カーソルキーか電子番組表を使うのが便利だ。カーソルキーは前後に1チャンネルずつしか移動しかできないが、「MENU」→「モバHO!チャンネル設定」で、あらかじめ聞きたいチャンネルを絞り込んでおくことで、すばやく切り替えられるようになる。また、電子番組表を使うと、今ほかにどんな番組が放送されていて、この後でどんな番組が放送されるのかをサクサクと調べられる。

 モバHO!は録音に対応している。「この曲イイな!」と思ったら、カーソルキーの中央を長押しするとスグに録音が始まり、もう一度押せば終了する。これまた簡単だ。

モバHO!受信画面
メモリー使用状況はモバHO!受信画面下部に%で表示される。あとどのぐらい録音できるかの目安は“MENU”→“録音可能時間表示”で確認可能。欲を言えば、携帯電話の通信機能を活かしたリクエスト機能や歌詞表示機能も欲しいところだが、これらは今後に期待したい。
モバHO!番組表
“番組表”を開くと、今どのチャンネルでどんな番組が放送されていて、このあとどのチャンネルでどんな番組が放送されるかがひと目で分かる。選択するとチャンネルが切り替わる。スクロールやタブの移動は実にスムーズだ。

 実際に曲を録音してみたところ、約5分の曲で2.7MBほどのファイルサイズになった。内蔵メモリーは1GBなので、少なくとも300曲以上は録音できる計算だ。時間にして25時間以上になる。これだけ録れれば、普段持ち歩いて聴くにはまぁ充分だろう。録音した曲は「ミュージックプレイヤー」に切り替えて再生する。

 便利だなと思ったのは、番組をまるごと録ったときだ。実は筆者はヒットチャートが好きで、よく録音しては、繰り返し聴いている。

プレイリスト1
プレイリスト2
録音した音楽データは、日付をファイル名にしたプレイリストとして保存される(左)。それを開くと、曲名が表示される(右)

 録音した直後はひとつのファイルとして保存され、それが“プレイリスト”として管理されるのだが、ファイルを開くと自動的に1曲ずつ分割して表示される。あとで聴くときに、どれでも好きな曲から聴き始められるのが便利だ。ヒットチャートの場合、曲名には順位も付いているので、あとから見ても過去のランキングを確認できる。前回録音したときのプレイリストと比較すれば、気になるあの曲の順位が上がったのか下がったのかも一目瞭然なのだ。

メニュー画面
モバHO!のコンテンツ以外にもパソコンでエンコードしたファイルやFMラジオ放送なども受信できる。サイバーなメニュー画面もおもしろい
ミュージックプレイヤー画面
ミュージックプレイヤーでモバHO!を聴くときは「MENU」→「モバHO!データ再生切替」にする。PCから転送した曲を聴くときは「MENU」→「ミュージック再生切替」に切り替える。メールやiモードをしながらでも曲が聴ける。

 また、プレイリストの名前は自分で変更できるので、アーティスト名や曲名などを入力しておき、あとで探しやすいように工夫できる。 MUSIC PORTER X搭載の日本語入力システム(ジャストシステムのATOK)が賢く、最近のアーティスト名を一発で変換してくれるのもかなり助かっている。誤変換が少ないので、プレイリストの整理がラクだ。

 バッテリーの持ちはカタログ上「連続受信約2時間」となっているが、実際に計ってみたところトータルで約2時間40分ほど受信できた。ミュージックプレイヤー(同約20時間)やFMラジオ(同約18時間)の連続再生に比べると短いが、筆者の場合は主にモバHO!を1時間前後のヒットチャート番組の録音用に使っている。あとは燃費(?)のいいミュージックプレイヤーで録音した曲を再生しているだけなので、外出時でもバッテリーが切れるということはなかった。



コンパクトでレスポンスも良好
スタミナがあればさらに満足度アップ

 もっとスタミナがあれば言うことはなかったが、それにしても従来のモバHO!端末の半分以下の軽さで操作レスポンスも良好、という点に食指が動きまくりだ。映像チャンネルの受信はできないが、「音楽だけ楽しめればいい」というのなら、モバHO!受信機と携帯電話機、携帯型音楽プレーヤーが、わずか135 グラムの本体にまとめられる。これにはグッと来てしまう。

 春の番組改編で、モバHO!の音楽チャンネルは7つも増えている。さらに“TOKYO FM”など、人気FMラジオ局も続々と追加される予定だ。それでいて毎月の料金は据え置きである。音楽・音声チャンネルは月額980円からの手頃な料金で楽しめる。



『MUSIC PORTER X』の主なスペック
製品名 “MUSIC PORTER X” D851iWM
開発と製造 三菱電機(株)
ディスプレー 約2.8インチTFT液晶パネル(240×320ドット、26万2144色表示)
カメラ 有効32万画素CMOSセンサー
内蔵メモリー 1GB
連続通話時間 約160分
連続待受時間 約300時間
本体サイズ/重さ 幅49×奥行き24×高さ108.5mm/約135g
本体カラー SAFARI GREEN(サファリグリーン)

(ヤシマノブユキ)




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