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インテルが応戦! AMDに対抗してCore 2 DuoとAthlon 64 X2の比較店頭デモを開催!

Printable Version 2006年8月28日

 日本AMDが12日(土)と13日(日)に“AMD Athlon 64 X2デュアルコア・プロセッサ vs インテル Core 2 Duoプロセッサ 比較店頭デモ”を行ない大反響となったが、それに対抗して今度はインテル代理店の旭エレクトロニクスがほぼ同条件のデモを27日にTSUKUMO eX.で実施した。

デモ機
AMD主催の“AMD Athlon 64 X2デュアルコア・プロセッサ vs インテル Core 2 Duoプロセッサ 比較店頭デモ”に対抗して、旭エレクトロニクスがTSUKUMO eX.で同様のデモを開催
TSUMUMO eX.
インテルとAMDのガチンコ対決ということで大勢の人がデモを見守る

 デモは、「Core 2 Duo E6300」(1.86GHz)と「Athlon 64 X2 4200+」(2.2GHz)を搭載したそれぞれのPCでベンチマークを計測し、どちらが優れているかを比較するもので、マザーボードなど若干違うパーツがあるが、AMDが行なったデモとほぼ同じ環境を揃えていた。

インテル
AMD
デモ機のスペックは写真の通り。AMDが行なったデモとは、マザーボードなどが若干異なるが、ほぼ同じ環境を揃えている

●Core 2 Duoが勝利するも、Athlon 64 X2と性能に大差はない?

 デモではまず、“Athlon 64 X2”はゲームに強いと世間では言われているが本当にそうなのか?ということを検証するために「フロントミッション オンライン オフィシャルベンチマークソフト」を実行した。解像度1024×768(XGA)でのスコアはCore 2 Duoが“14229”、Athlon 64 X2が“13084”と、Core 2 Duoのほうが約9%高速な結果となった。また、「円周率の計算をするならCore 2 Duoだ、などと言われているが、円周率を含め計算は大事なことだ。速いに越したことはない」など、明らかにAMDのデモを意識した発言もデモ中に飛び出した。
 次に、総合ベンチマークソフト「PCMark05」の“CPU TEST”でCPUの性能を比較。こちらもCore 2 Duoの数値がAthlon 64 X2より6%ほど上回っていた。その後、「TMPEGEnc 4.0 Xpress」でHDビデオのエンコード時間を計測。エンコードに強いと言われるインテルのCPUだけに、約15〜20%という差をつけCore 2 Duoが勝利した。
 4番目の対決は「Adobe Photoshop Elements 4.0」を使用して103枚の画像を一気に補正するというもの。こちらも処理時間に約1分の差をつけCore 2 Duoが勝利。インテルによるとAthlon 64 X2と比べて約31%高速だという。同様に、市川ソフトラボラトリー製のRAW現像ソフト「SILKYPIX2.0」で11枚のLAWデータをTIFF形式の画像に変換する時間を計測したところ、Athlon 64 X2より約20秒ほどCore 2 Duoのほうが先に処理が完了した。これはAthlon 64X2より13%ほど高速とのこと。

 印象的だったのは、デモで計測したすべてのベンチでCore 2 Duoが勝利したにもかかわらず、インテル側は「Athlon 64 X2と性能に大差はない」という姿勢だった点。性能比較では「エンコードや円周率の計算以外ではさほど違いはない」としており、デモ中には「Athlon 64 X2も優れたCPUだ」という発言が繰り返されていた。同じ性能比較デモでも、“Athlon 64 X2はCore 2 Duoより優れている”とアピールするAMDと対照的に、このデモは“Core 2 DuoはAthlon 64 X2より優れている”というより、“Core 2 DuoはAthlon 64 X2より何ら劣ってはいない”という、やわらかいメッセージのように感じられた。

●アイドル時の消費電力でAMDと意見が割れる!

 ワットチェッカーによる消費電力の比較は、「TMPEGEnc」の動画エンコード中はCore 2 Duoが143W前後、Athlon 64 X2が171W前後、「Photoshop」による画像補正中はCore 2 Duoが135W前後、Athlon 64 X2が152W前後となっていた。「ピーク時の消費電力はCore 2 Duoの方が有利」とAMDが認める通りの結果となったが、アイドル時の消費電力についてはAMDと意見が割れた。アイドル時のワットチェッカーの数値は両デモ機とも約120〜126Wとなっており、 インテル側は「アイドル時の消費電力は両社ともほとんど差異なし」と主張していた。

「フロントミッション オンライン オフィシャルベンチマークソフト」をはじめ、「TMPEGEnc 4.0 Xpress」や「Adobe Photoshop Elements 4.0」のベンチを実行。Core 2 Duoの性能の高さをアピールしていた
ワットチェッカー
ワットチェッカーで消費電力を計測。「アイドル時の消費電力は両社ともほとんど差異なし、アプリケーション実行時はCore 2 Duoのほうが最大20〜30W低消費電力」と解説した

●どちらのCPUを選ぶかはユーザー次第

 デモの最後にはインテルの神こと天野伸彦氏が登場し「Core 2 DuoとAthlon 64 X2は微妙な性能差。好きなほうを買えばいい」とコメント。また、今後については「お互いが切磋琢磨した競争のなかで、より良いものを出していきたい」と述べた。

インテル天野氏
「Athlon 64 X2もいいが、Core 2 Duoはもっといい!」と解説員がアピールするも、最後に天野氏が登場し「Core 2 DuoとAthlon 64 X2は微妙な性能差。好きなほうを買えばいい」とコメント。さすがは神、余裕たっぷりだ
ドスパラ秋葉原本店
ちなみに同時刻にAMDはドスパラ秋葉原本店で同様の対決デモを実施。「フロントミッション オンライン オフィシャルベンチマークソフト」のスコアを予想して、数値がピタリと当たった人にAthlon 64 X2 3800+をプレゼントするという抽選会を実施
Core 2 Duoはなぜ速くて消費電力が低いのかなど、同CPUの5大機能をわかりやすく紹介
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(北村)




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