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オーバークロック、電源引っこ抜き、破壊用ツール…約20人の猛者が「ASUS・BIOSクラッシュ大会」に挑戦!

Printable Version 2003年2月22日

大盛況
2回に分けておこなわれたイベントには、どちらもたくさんの人が集まり大盛況だった
破壊中
さらに決まった手順でもあるようにキーボードを叩き、なんともスムーズに破壊の作業が進んでいるように見える
ユーティリティディスク
“CrashFree BIOS 2”の入ったユーティリティディスク
BIOS ROM
あらかじめ破壊されてもいいように用意されたBIOS ROM。本当に使うことになるとは・・・
PC
ASUSTeKの代理店であるユーエーシー株式会社が用意した2台のPC
破壊中
“スタート”の合図とともにいきなり電源ケーブルを引っこ抜く(当然BIOS起動中)
破壊用のツール
破壊用のツールを持ち込みCD-Rメディアなどを使用する挑戦者
破壊中
いきなり最初の挑戦者で破壊はされたものの、その後の破壊行為にはびくともしなかった

 19日の記事にも紹介したように、本日T-ZONE.PC DIY SHOPにて「ASUS・BIOSクラッシュ大会」が行われた。12時30分からと15時からの2回に分けておこなわれたイベントには、どちらもたくさんの人が集まり大盛況だった。

 実際に参加した猛者は約20人ほど(2回合わせて)。競技の要旨は19日の記事に詳しいのでそちらを参考にしていただきたいが、とにかく名前の通りASUSTeK製マザーボード「P4PE」のBIOSを起動不能にするというなんとも変わったものだ。ただし通常のBIOSを破壊したうえで、さらに同社の最新機能である“CrashFree BIOS 2”も破壊しなければならないとあって、挑戦者は皆一様に苦労した様子、になるはずだった…。

 ASUSTeKの代理店であるユーエーシー株式会社が用意した2台のPCを前にイベント最初の挑戦者を迎え、ショップ店員による“スタート”の合図が出た。そんな中、予想をしない出来事が起きた(「起きてしまった」ASUSTeK関係者)。ある挑戦者(手前)はいきなり持参のフロッピーディスクをPCに挿入。さらに決まった手順でもあるようにキーボードを叩き、なんともスムーズに破壊の作業が進んでいるように見えるではないか。「ヤバイかも(後に関係者が語った)」と思ったその時、「終わった・・・」の一言が。この一言の後、彼の前には無残にもBIOSが起動しなくなり真っ暗になった画面があるだけだった(その間3分25秒)。そう、彼は最新機能である“CrashFree BIOS 2”もろとも破壊してしまったのである。

 競技後、関係者がどのように破壊したかを聞くと彼は賞品の「Terminator P4(ASUSTeKのPCベアボーン)」を嬉しそうに抱えこう言った。「“CrashFree BIOS 2”は、BIOS ROMの中に(1) BIOSプログラム部分、(2)CD-ROMをブートしBIOS ROMの中にCDに入っているBIOSデータを書き込む部分とに分かれている。そのため通常のBIOSが消し飛んでしまっても、“2”の機能がある限り修復されてしまう。これが“CrashFree BIOS 2”の凄いところです。だから“2”の部分を先に破壊、それから“1”のBIOSを破壊すればいいと。そこで特殊なツールを使用して“2”が書き込まれているBIOSのアドレスへ無意味なデータを書き込んだ。予想通り、完全に壊れたみたいですね」「このイベントが開催される事を知り、1週間研究していました」と話した。ユーエーシー株式会社によるともちろん今回のように特殊なツールを使った場合を除き、通常のBIOSユーティリティ(A FLASHなど)では、“2”の部分のデータ書き換えは不可能ということなので安心して使用できるとのことだ。事実いきなり最初の挑戦者で破壊はされたものの、その後の破壊行為にはびくともしなかった。

 この後も多数の参加があり、挑戦者達は“スタート”の合図とともにいきなり電源ケーブルを引っこ抜いたり(当然BIOS起動中)、無茶なオーバークロック設定をしたりと、通常であればなんとも悲惨な光景を繰り広げた。制限時間の5分が迫ると、それでもしつこく起動してくるBIOSにいらつく挑戦者もでるなど会場はヒートアップ。競技終了とともにASUSTeK関係者がBIOSの起動状況をチェクし正常起動を確認すると挑戦失敗となり、参加賞の“ASUSTeKポロシャツ”がプレゼントされていた。やはり破壊用のツールを持ち込みCD-Rメディアなどを使用する挑戦者も現れたが、それでも通常のBIOSを破壊するに留まり、その後“CrashFree BIOS 2”使った修復のデモなども行われた。



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(増田)




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