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ギガビット Ethernet本格普及の弾みとなるか?3万円を切った8ポートギガビットハブが販売開始

Printable Version 2002年7月20日

3万円割れ

 毎週のように何かと話題をふりまく玄人志向から、8ポートすべてがギガビットに対応するネットワークハブ「GSW08AL-HUB」が登場。Cameoという耳慣れない企業製ながら、3万円を切るという衝撃の価格で販売が始まっている。これまでギガビットネットワークに対応するハブは1000Base-Tを1ポート持つ製品でも実売で3万円を超えており、8ポートすべてが対応ともなれば10万円を軽く超え、とてもではないが個人ユースで購入できるものではなかった。しかし今回のGSW08AL-HUBは8ポートすべてが10/100/1000baseの自動認識タイプであり、買い得感は極めて高い。



パッケージ
リンクLED
ポート
パッケージとリンクLED、ポート。見事に8ポートすべてギガビット対応だ。側面には通気用のファンが1つ装備されている

 ギガビットネットワークはその名のとおり1Gbit/秒、つまり125MB/秒の通信が可能な規格で、全二重(Full-Duplex)モードでは倍の250MB/秒に達する。従来の100Base-Tはこれらの1/10となり、最大でも25MB/秒でUltraATA/33規格のハードディスク並だったわけだが、ギガビットイーサネットでは一気にUltra320 SCSIに迫る帯域となるわけだ。こうなると完全に32bitPCI(133MB/秒)を超えてしまうわけで、真価を発揮するには64bit/66MHz PCI以上に対応するコントローラカードが必要となるが、現実的なところで、実売価格数千円台まで下りてきた32bit PCI仕様のカードと組み合わせるのが正しい使い方かもしれない。

2.5Mbit RAM?!
256KB
パッケージには2.5Mbitというキャッシュ容量表記があるが、実際には256KB

 実際に、バッファとして利用されるキャッシュメモリは1ポートしか搭載されておらず、これが大幅なコストダウンに繋がっているようだ。前述したようなギガビットハブがポート当たり4MB〜8MBのキャッシュメモリを持つことを考えればかなり見劣りするのがわかるが、たとえば自宅といったような小規模LANではそれほど問題とはならないだろう。フィルタリングアドレステーブルは8000 MACアドレスまでサポートされ、このあたりは10万円級の製品と変わらない。ストア&フォワードというスイッチング方式も同等だ。

 明らかに個人ユースを狙ったGSW08AL-HUBの登場は実にエポックメイキングで、今後追従してくるメーカーが増えるのは必至。今年はこのままギガビット元年になるかも? 価格はコムサテライト3号店で2万9500円、若松通商PS/PLAZAで2万9800円。



【取材協力】

(Jo_Kubota)




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