史上初のAGP→PCI変換アダプタが玄人志向から!動作制限は厳しく、もちろん無保証!!
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2002年6月1日
AGP接続のビデオカードをPCI接続で利用する――。“妄想”のひとことで片づけられてしまいそうなことを実現できるようになるかもしれない、AGP→PCI変換アダプタ「CHANGE-AGP2PCI」が玄人志向の無保証製品シリーズ“キワモノシリーズ”から登場した。これは以前登場した“ちゃんぽんボード”や“コンボカードもどき”などと同様、玄人志向のウェブサイト内BBSから、ユーザーの企画として誕生したものだ。
使用方法は非常に単純で、PCIカード上に用意されたAGPスロットへAGPビデオカードを差すだけ。カード側でPCIの5VからAGPの3.3Vへ変換しているため、対応するのはAGP 2xとなってしまうが、AGPカードに対する物理的な制限はその程度だ。カード上にはジャンパが用意され、割り込み設定が行えるほか、電源をPCIスロットか、あるいは外部から供給するかの選択もできるようになっている。
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ブラケット部はカード側の出力端子へ柔軟に対応できるようある程度広く開けられているが、それでも対応できないこともあるようだ。その場合もユーザー側で対応しなければならない |
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Low Profile AGPカードの接続イメージ。全体のハイトを考えると、タワー型以外の筐体に入れるには、AGPカードが現実的な選択肢となりそうだ |
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AGPカードは1.5V/3.3Vに両対応するので、マザーボードのように“差したら燃える”といった事態にはならないはずだ |
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ジャンパピンとレギュレータ。レギュレータは動作時にかなり発熱する |
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同じくジャンパとレギュレータ、そして電源供給用の4ピンコネクタ。ジャンパ設定は玄人志向のウェブサイトに詳しい |
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カード裏面は非常にシンプル |
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ただし発売前の段階で玄人志向は「『装着すれば動作するもの』でない」としており、かなりの覚悟が必要な製品であることは確かなようだ。PC(IBM PC/ATとその互換機)ではデバイスナンバーやリソース割り振りの問題からまず動作しないとされている点も要注意。PC-9821シリーズなど、手動でリソースを割り振れる手段のあるハードウェアならば“可能性がある”ようだが、すべてはユーザー側の自己責任ということになる。ちなみに代理店からショップへ行われた案内では「(この製品には)ビデオカードが燃えない程度の保護回路しかついていません」とあり、この時点でわずかでも不安を感じたのなら手を出すべきではない。同ブランドのBBSを利用して情報交換をしながら試行錯誤できる、まさに玄人向けのアイテムだ。
入荷を確認できたのはコムサテライト1号店、2号店、3号店で、1号店では完売。2号店では5480円、3号店では5380円で販売中だ。コムサテライト3号店の協力でELSA製GeForce2 MX200カードをCHANGE-AGP2PCIカードに取り付けてASUSTeK製“i845”チップセット搭載マザーボードに差したところ、標準設定でBIOSはカードを認識した。なんとWindows 2000も立ち上がったが、極めて不安定でブルースクリーンが頻発し、「動作している」とは言い難い状態だったことは付記する必要がある。ドライバのインストールを試みた同店によると、インストール途中でリセットがかかってしまうという。同店では「AT機ではほぼ動きません」と断り書きを入れたポップを掲示している。
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実際にPCへ接続したところ |
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起動するとBIOSはカードを認識した。PCI/外部電源供給どちらでも起動 |
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16色モードで起動したWindows 2000 |
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デバイスマネージャはご覧のとおり。デバイスマネージャを開こうとするとほぼ毎回すぐに強制リセットがかかった |
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玄人志向も指摘しているが、デバイスナンバーを解消するためのPCI-PCIブリッジ搭載など、一般的な流通に載せるためにはもう少し練る必要があったことは否定できそうにない。しかし、近年まれに見るほどスリリングなアイテムだけに、ハードウェアマニアたちの冒険心をくすぐるのは間違いなさそうだ。“ちゃんぽんボード”と同様、今回も第1号が生むさまざまなデータがフィードバックされ、その結果が次世代品に反映されるはずで、別途検討されているというPC用のAGP→PCI変換アダプタも含め、今後の展開が非常に楽しみな製品と言えるだろう。
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ちなみに、独自にAOpen製の“Apollo PLE133T”マザーボードとGainward製のGeForce2 Tiカードで動作確認したというコムサテライト2号店ではまったく動作しなかったとのこと。同店では「PC動作不可」として販売中 |
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【取材協力】
(小磯)
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