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Iwill初のAMD-760MPXマザーが登場!オーバークロック機能にも注目!

Printable Version 2002年5月29日

パッケージ

 デュアルCPU対応マザーボードリリースに積極的なIwillから、初のデュアルAthlon MPマザーボードとなる「MPX2」が登場した。チップセットは“AMD-760MPX”の“B2”リビジョンで、IwillはどうやらAMD-760MPXの“バグフィクス”を待っていたようだ。



MPX2
「MPX2」。64bit PCIの間に32bit PCIが1本挟まれるレイアウトのため、大きなヒートシンクなどを搭載し、2スロットを消費する64bit PCIカードを2つ差せるようになっている

 MPX2最大の特徴はオンボードの追加機能をいっさい搭載していない点だ。デュアルCPUに対応するようなマザーボードだと、ネットワークコントローラをはじめとして何かしらオンボードデバイスを搭載しているのが一般的だが、MPX2ではサウンド機能すら搭載しておらず、初のプレーンなAMD-760MPXマザーボードということになる。他社製品にはUSB2.0/1.1インターフェイスカードを同梱するものが多いが、それもなく、同梱するのはケーブルとバックパネル、そしてマニュアルだけだ。ちなみに拡張スロットはAGP Pro×1、64bit/66MHz PCI×2、32bit PCI×4。DIMMスロットは4本でレジスタードDDR SDRAMなら3.5GB、アンバッファードDDR SDRAMも2本で2GBまで搭載できる。



SSI EPS12V対応
電源はATX12Vの他にSSI EPS12V仕様の電源が使用可能だ。ちなみにIwillでは、動作には最低350W電源が必要だとしている

 オンボードの機能が徹底的に省かれた一方で、Athlonファミリ向けマザーボードとしてはじめてSSI EPS12Vに対応し、なおかつ通常のATX12V電源も使用可能となった点も見逃せない。。SSI EPS12V電源と言えばXeon専用というイメージがあるが、電源としての性能や質は高く、デュアルAthlon MPマザーボードで利用できるメリットは決して小さくない。メリットと言えば“IPS”(Iwill Processor Shelter) という機能も搭載してきた。これはASUSTeKの“C.O.P.”に似た機能で、CPU温度が一定以上になると自動的に電源がシャットダウンしCPUの焼損を防ぐというもの。高価なCPUを作業ミスで失ってしまうリスクを軽減してくれるというわけだ。



ロゴ
EPS12V/ATX12V対応をうたうロゴと“IPS”ロゴ、そしてそれぞれの説明がパッケージに記載されている
マニュアル

 そして極めつけは豊富なオーバークロック機能。FSBは100MHzベース時に100〜132MHzまで、133MHzベース時に133〜250MHzまで1MHz単位で設定が可能。デュアルAthlon MP対応マザーボードで最高250MHzまでの細かなFSB設定項目を持つ製品はMPX2がはじめてとなる。その他にもVCoreは1.125〜1.850Vまでの0.025V刻みで設定でき、VIO電圧も基準電圧に+5%または+10%に設定可能と、シングルCPU専用マザーボードに引けを取らない。



販売中

 価格は高速電脳で2万8800円、T-ZONE.PC DIY SHOPで2万9800円。オンボードの機能がまったくないという事実だけを踏まえるとやや割高だが、プレーンな構成であるがゆえに、オーバークロック時にオンボードデバイスの追従性に悩まないで済むわけで、Athlon MPをとことん遊んでみたい人にはたまらない製品と言えるだろう。最後発の製品ではあるが、先行する製品に割って入る可能性はありそうだ。



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(Jo_Kubota)




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