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正式発表後にもi845E/G/GLマザー続々登場、Intelからはなんと12モデル!


2002年5月22日

 21日に正式発表された“i845E/G/GL”チップセット。発表を待って販売が始まった製品や、発表後に入荷してきたものなど、各社から複数製品が登場して店頭に並んでいる。順に紹介していこう。

Intelからはi845E/G/GLそれぞれ4つずつ合計12モデル!

D845GBV
「D845GBV」
D845EPT2L
「D845EPT2L」
D845GLLYL
「D845GLLYL」。PC133 SDRAMに対応するモデルがラインアップされているのは現在のところIntelのみ

 発表と同時に店頭に並んだIntel純正マザーボードは、その数なんと12モデル。単一ベンダのマザーボードが同時に12種類も販売開始となったのは恐らくアキバ初ではないだろうか。

 具体的な内訳を見ていくと、i845Eとi845GにはATXとMicroATXの2種類、i845GLはMicroATXのみで、DDR SDRAM対応モデルとPC133 SDRAM対応モデルの2種類が用意されている。これで合計6種類。そして、これらすべてにICH4内蔵ネットワークコントローラを利用するモデルが用意され、合計12となるわけだ。
 全モデルに共通する仕様は、AC'97コーデックによるサウンド機能と、2本で最大2GBまで搭載できるメモリスロット。i845GLモデルのみAGPスロットが省かれ、さらにi845E/Gマザーボードでは4ポート用意されるUSB2.0端子が2つに制限されている。一覧は以下のとおりだ。



Intel製マザーボード12モデルの仕様比較
製品型番 チップセット フォームファクタ システムバス メモリ ビデオ NIC スロット
D845EBG2 i845E ATX 533/400 DDR×2 × × AGP/PCI×6/CNR
D845EBG2L i845E ATX 533/400 DDR×2 × AGP/PCI×6/CNR
D845EPT2 i845E MicroATX 533/400 DDR×2 × × AGP/PCI×3/CNR
D845EPT2L i845E MicroATX 533/400 DDR×2 × AGP/PCI×3/CNR
D845GBV i845G ATX 533/400 DDR×2 × AGP/PCI×6/CNR
D845GBVL i845G ATX 533/400 DDR×2 AGP/PCI×6/CNR
D845GRG i845G MicroATX 533/400 DDR×2 × AGP/PCI×3/CNR
D845GRGL i845G MicroATX 533/400 DDR×2 AGP/PCI×3/CNR
D845GLAD i845GL MicroATX 400 DDR×2 × PCI×4
D845GLADL i845GL MicroATX 400 DDR×2 PCI×4
D845GLLY i845GL MicroATX 400 PC133×2 × PCI×4
D845GLLYL i845GL MicroATX 400 PC133×2 PCI×4
i845GLマザーのパッケージ
i845GLマザーボードのパッケージ。IntelはCeleron用と位置づけている

 一覧にしてもモデルが多くて混乱しそうだが、一番多機能で拡張性が高いのはD845GBVLとなり、もっともローコストなモデルはD845GLLYとなる。一挙12モデルの登場にはショップでも閉口しているようで、「聞かれても正確に答える自信がない」と本音をこぼす店員もいたほど。購入の際にはあらかじめ型番をしっかり覚えて店頭に行ったほうがいいかもしれない。



SOLD OUT
MicroATX版のi845Gマザーボードは珍しいこともあり、一部ショップで初回入荷分が完売しているケースもあった

Supermicroからは“らしくない”仕様のi845Gマザー

P4SGA
「P4SGA」。拡張スロットはAGP×1、PCI×6、DIMM×2
パッケージ
パッケージはいつもどおりだが…

 Supermicroから登場した「P4SGA」はi845Gを搭載するATXフォームファクタの製品。Supermicroらしい、ビリジアンに近い緑色のPCBはいつもどおりながら、なんとFSBが100MHz〜165MHzの範囲を1MHz刻みで設定可能だ。さらにVCoreもデフォルトに対して-0.050V〜+0.200Vの範囲を0.025V刻みにて設定できるようになっており、質実剛健でオーバークロックとは無縁のイメージを持つSupermicro製品の中では異彩を放っている。さらにマニュアルによれば“Winbond Voice BIOS”によって、POSTコードの異常を音声で知らせる機能も搭載。Realtek製のAC'97コーデック“ALC650”によってアナログ6ch&デジタル音声出力をサポートし、さらに4ポートのUSB2.0追加ブラケットを同梱する。コンシューマ向けマザーボードの同梱品は追加シリアルブラケット程度といった印象の強いSupermicroからすると、もはやこれは異常事態?! ひょっとすると、今後Supermicroはコンシューマ向け製品の路線変更を行うのかもしれない。



FSB設定
FSB設定について言及するマニュアル
VCore設定
さらにVCoreについても言及している
Winbond Voice BIOS
“Winbond Voice BIOS”。そのうちタレントが喋ったりする可能性も?!
USBブラケット
USB2.0ブラケットを同梱するだけでも驚きだ。もちろんシリアルブラケットも同梱する
VCore設定
もはや珍しくもないALC650だが、Supermicroが搭載してくるとインパクトがある
Winbond Voice BIOS
実装されておらず詳細は不明だが、ファン用と思われる空きパターンがある。さらなるオーバークロック機能のためか?

 メモリに関するオーバークロック設定がマニュアルに見られず、果たしてPC2700(DDR333) DDR SDRAMに対応するのかは未知数だが、いずれにせよ、安定性に定評のあるSupermicro製品がオーバークロック機能をサポートしたことで、さらなる人気を集めるのは間違いない。ICH4内蔵コントローラによってネットワーク機能をサポートし、実売価格は2万880円〜2万1800円。



ASUSTeKからは数少ないMicroATX版i845Gマザー、ただし高価

P4B533-VM
「P4B533-VM」
2万4500円
価格は2万4000円台

 小型のフォームファクタを採用するマザーボードのリリースに積極的なASUSTeKからはMicroATX版のi845Gマザーボード「P4B533-VM」が登場。ICH4内蔵コントローラによってネットワーク接続をサポートし、オンボードのUSB2.0端子×4に、ゲームポートといっしょになったUSB2.0ブラケットも同梱する。さらにサウンド機能としてはRealtek製のAC'97コーデック“ALC650”を搭載し、拡張スロットはAGP×1、PCI×3、DIMM×3という、実に無難な構成だ。FSBは可変で、メモリクロックはFSBに対して1.33倍設定が可能となっており、MicroATX版マザーボードでパフォーマンスを追求したい人なら見逃せないだろう。ただし価格は2万4800円と、ほぼ同じスペックのIntel製品と比べて6000円程度も高く、これがネックとなる場合があるかもしれない。



相変わらず価格が魅力のJetwayからはi845E/G/GLマザーがそろい踏み
i845GLマザーはATXフォームファクタ採用

販売中
他社製品と比較すると安価さが際立っている
845EDAK
「845EDAK」。IDE RAIDコントローラ搭載モデルもラインアップでは確認できる
845LDA
「845LDA」。AGPスロットが省かれている以外は「845GDA」と同じレイアウトだ

 徹底した安価路線が特徴のJetwayからはi845Eマザーボード「845EDAK」、i845Gマザーボード「845GDA」、i845GLマザーボード「845LDA」の3製品が登場。i845E/Gマザーボードは1万4000円程度、i845GLマザーボードは1万1000円程度で販売が始まっている。845EDAKはAOpen製品と同じく、Promise製のIDEコントローラによってUltra ATA/133へ独自に対応したのが特徴。AOpen製品とは異なり、ICH4内蔵コントローラとあわせて合計8台のATAPIデバイスを接続できるようになっている。拡張スロットはAGP×1、PCI×5、CNR×1、DIMM×2。このほかオンボードではRealtek製のAC'97コーデック“ALC650”を搭載する。

 845GDAと845LDAは同一のPCBを採用するATXマザーボードだ。845GDAがALC650によってアナログ6ch出力をサポートするのに対し、845LDAでは対応していないのが、外観上における、AGPスロットの有無以外の主な相違点だ。ATXフォームファクタを採用するi845GLマザーボードはこれがはじめてとなる。このほか拡張スロットはともにPCI×5、CNR×1、DIMM×2。

 3製品ともにFSBは100〜200MHzの範囲を1MHz刻みで設定可能。VCoreはマニュアルによるとデフォルトのほか1.600〜1.800Vの範囲を0.025V刻みで設定可能となっている。Northwoodコア版Pentium 4のVCoreは1.500Vであるため、マニュアルどおりであれば、VCoreの過電圧設定にはかなりの危険が伴いそうだ。AGPスロット供給電圧は1.5/1.6V、DIMMスロット供給電圧は2.5/2.6/2.7/2.8Vの中から選択可能。i845Gマザーボードである845GDAではシステムバス533MHz版Pentium 4使用時にPC2700 DDR SDRAMの利用が可能となっているほか、システム400MHzにしか対応しないはずの845LDAでも、FSB 133MHz設定時にはPC2700 DDR SDRAMに対応するというナゾの表記もマニュアル上には見える。



Abitからはi845Gマザー、Chaintechからはi845Eマザー

BG7
「BG7」。AC'97コーデックはALC650

 先にi845E搭載製品「BD7II」などが登場しているAbitからはi845Gマザーボード「BG7」が、逆にi845Gマザーボード「CT-9BJF」が先行していたChaintechからは今週になってi845Eマザーボード「CT-9EJL」がそれぞれ登場した。BG7はIDE RAIDコントローラ用の空きパターンがない分BD7IIとは微妙にレイアウトが異なるものの、AGP×1、PCI×5、DIMM×3という拡張スロット構成は同じ。FSBは100〜250MHzの範囲を1MHz刻みで設定でき、VCoreとAGPスロット/DIMMスロット供給電圧も可変。一方でPC2700 DDR SDRAMの利用はサポートされないのでこの点は注意が必要だろう。USB端子はオンボードで2つ、光デジタル入出力やアナログサラウンド出力とセットになったブラケット上に2つ用意されている。



サッカーボール
ちなみに「BD7II」は突然新パッケージで流通が始まった。2度目の入荷から突然このサッカーボールが描かれたものになっている
スペックシール
パッケージ裏面を見ると、スペックがシールで貼られている。ひょっとすると、FIFAワールドカップの期間中、Abit製品はすべてこのパッケージ入りになるのかもしれない
販売中
CT-9EJL

 CT-9EJLはコンデンサの数など微妙に異なるものの、PCBレイアウトはCT-9BJFとほとんど同じ。拡張スロットがAGP×1、PCI×6、CNR×1、DIMM×2で、C-Media製のサウンドチップとRealtek製のネットワークコントローラを搭載しているのも変わりない。なお、CT-9BJFでは記載のあったレジスタードDDR SDRAM対応の表記が今回は見られなくなっている。



(Jo_Kubota/小磯)



22日現在の価格情報
価格ショップ
Intel D845EBG2(i845E)
\16,200コムサテライト3号店
\16,800高速電脳
\19,800OVERTOP
Intel D845EBG2L(i845E)
\17,470フェイス
\17,480WonderCity
\17,700コムサテライト2号店
\17,780コムサテライト3号店
\17,800BLESS 秋葉原本店
Intel D845EPT2(i845E)
\15,480コムサテライト3号店
\15,800コムサテライト2号店
WonderCity
\16,800高速電脳
Intel D845EPT2L(i845E)
\17,200コムサテライト3号店
Intel D845GBV(i845G)
\16,480クレバリー1号店
WonderCity
\16,900コムサテライト2号店
\16,980コムサテライト3号店
\17,800高速電脳
Intel D845GBVL(i845G)
\17,970フェイス
\18,400コムサテライト2号店
\18,800WonderCity
Intel D845GRG(i845G)
\16,700コムサテライト2号店
\16,780コムサテライト3号店(完売)
\16,800クレバリー1号店
高速電脳
WonderCity
Intel D845GRGL(i845G)
\17,800クレバリー1号店
WonderCity
\18,200コムサテライト3号店
Intel D845GLAD(i845GL)
\13,980コムサテライト3号店
\14,400コムサテライト2号店
\14,800高速電脳
\14,970フェイス
\14,980クレバリー1号店
WonderCity
Intel D845GLADL(i845GL)
\15,900コムサテライト2号店
\15,980コムサテライト3号店
\16,470フェイス
Intel D845GLLY(i845GL)
\13,780コムサテライト3号店
\13,980クレバリー1号店
WonderCity
\14,200コムサテライト2号店
\14,800高速電脳
Intel D845GLLYL(i845GL)
\15,700コムサテライト2号店
\15,780コムサテライト3号店
\15,800WonderCity
Supermicro P4SGA(i845G)
\20,880コムサテライト2号店
\21,500コムサテライト1号店
\21,800コムサテライト3号店
ぷらっとホーム
ASUSTeK P4B533-VM(i845G)
\24,500コムサテライト1号店
コムサテライト2号店
コムサテライト3号店
\24,800高速電脳
Jetway 845EDAK(i845E)
\13,580コムサテライト2号店
\13,800コムサテライト1号店
\13,980コムサテライト3号店
Jetway 845GDA(i845G)
\13,580コムサテライト2号店
\13,799TSUKUMO eX.
\13,800コムサテライト1号店
\13,980コムサテライト3号店
Jetway 845LDA(i845GL)
\11,480コムサテライト2号店
\11,499TSUKUMO eX.
\11,500コムサテライト3号店
\11,800コムサテライト1号店
Abit BG7(i845G)
\19,480コムサテライト2号店
\19,780コムサテライト3号店
Chaintech CT-9EJL(i845E)
\16,000DOS/Vパラダイス本店
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