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ファンは排気用が1個のみ!静かさが気になる初の「Eden」採用ベアボーンが発売

Printable Version 2002年5月16日

Eden+ケースベアボーン

 VIA純正のファンレスシステム“Eden Platform”を採用する初のベアボーンPCがアキバに登場。ファンレスCPUであるEden ESP 5000を組み込んだマザーボード「EPIA-E533」を搭載し、「Eden+ケースベアボーン」という直球勝負の製品名が付けられたベアボーンPCの販売がOVERTOPで始まっている。



縦置き可
縦置きも可能
内部構造
内部構造。排気ファンの近くに大きなスペースが割かれている

 同製品は、VIAの提唱する170×170mm角の新フォームファクタ「Mini-ITX」規格専用という台湾Morex Information製のPCケース「Cubid 2677」とEPIA-E533が組み合わされたベアボーンだ。ケースには排気用に「回転数2000rpm程度」(OVERTOP)の60mm角ファンが搭載されているのみ。サイズは横置き時に295(W)×273(D)×63.5(H)mmと、比較的設置面積が大きいが、右の写真で排気ファンの近くがぽっかりと空いているのを見るにつけ、14日の記事で紹介したNexcom製の組込型C3搭載ベアボーンPCとは異なり、小ささよりも静かさを取った印象が強い。



排気ファン
静音だという排気ファン。ベンダは不明
NIC
標準で差さっているNIC。基本的に取り外し不可

 拡張ベイは3.5インチHDD用シャドウ×1、スリムタイプ光学ドライブ用×1で、スリムタイプ光学ドライブの専用コネクタをATAPIに変換するアダプタを同梱。拡張スロットには、Realtek製のネットワークコントローラ“RTL8139D”を搭載し、Low Profileよりもさらに背の低いPCIカードが標準で差さっている。オンボードのコントローラとあわせて、2系統のLAN接続をサポートするようになっているのは多分に静音サーバ用途を意識してのものと思われる。



ATAPI変換アダプタ
ATAPI変換アダプタ
外部インターフェイス
RJ-45×2が用意された外部インターフェイス。バックパネルの立て付けはやや雑で残念
ACアダプタ

 電源は同梱ACアダプタからの給電という仕様で、容量はケース背面の電源コネクタにある仕様から判断するに、4.5A×12Vでわずか54W。動作チェックのために一般的な5インチタイプのCD-ROMドライブ(平均消費電力15〜16W)からOSをインストールしようとしたOVERTOPによると、電源容量不足でOSのインストールができなかったというのだから、とことんまでギリギリの低容量と見て差し支えなさそう。消費電力次第では、スリムタイプ光学ドライブとHDDの組み合わせで利用できない可能性があるのは覚悟しておいた方がいいかもしれない。



電源周り。見るからに高消費電力デバイスへは対応できそうにない
電源部
電源ケーブル
内部配線

 価格は2万7800円。マザーボードが1万1000円程度で購入できるのを考えると若干割高かもしれないが、無難なデザインの静かなベアボーンは、目にも耳にも邪魔にならないサブマシンのベースとして十分選択肢となりそうだ。なおOVERTOPでは17日から実機の動作デモを行う予定だという。実際にどの程度の駆動音で動作するかは店頭で確かめてみるといい。

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(小磯)




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