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これはデスクトップか、それともノートか?! ひと味違うベアボーンがECSから

Printable Version 2002年3月13日

DeskNote

 サイズは330(W)×281(D)×39.7(H)mmで、重量は3.18kg。国内初登場にして、小型キューブベアボーンを押さえる圧倒的な薄さを誇るPentium 4ベアボーンPC「DeskNote」(型番:A928)がECSからデビューした。



DeskNote
「DeskNote」。ベアボーンだけに、ロゴが入るだろう部分はぽっかりと空いている
本体底面
本体底面。写真向かって左上のスペースにHDD、右上のスペースにCPU、そして下のスペースにはメモリをそれぞれ取り付けるようになっている

 サイズや製品名から分かるように、これはノート型のベアボーン。薄さと軽さを重視し、完成度の高さを求める国内市場ではなかなか受け入れられないノート型ベアボーンPCだが、それだけに、日本人では思いもつかないアイディアが投入されている。まず、プラスチック製の蓋を開けるだけで容易にアクセスできるCPUソケットはSocket478。先日登場したMobile Pentium 4-Mではなく、デスクトップ用のSocket478版Pentium 4を差し、そこに付属のヒートパイプを取り付ければ、あとは本体が標準で装備する6cm角ファンにより冷却が行われる。



CPUソケットとヒートパイプ。ヒートパイプの完成度はなかなかのもので、単品販売を望む人がいてもおかしくない
CPUソケットとヒートパイプ
ヒートパイプ
DIMMスロット

 内蔵するマザーボードはデスクトップ向けの“SiS650/SiS961”チップセットを搭載。メモリスロットは1本で、ごく一般的なPC2700 DDR SDRAM DIMMモジュールに対応する。ノートPCらしいところは9.5mm厚の2.5インチHDDしか利用できないことと、標準で搭載するDVD-ROMドライブがスリムタイプであることくらいで、バッテリを内蔵していない点も含め、全体的には“デスクトップPCを無理矢理ノート型にしてみました”といった印象が強い。ノートPCでありつつもデスクトップPCの機能を付け加えていった、国産のオールインワンノートPCとは似て非なる製品と言えるだろう。



HDD取り付けスペース。パッケージには別途、HDD用ヒートシンクと思われるケースのようなものも同梱されている
HDD取り付けスペース
ヒートシンク?

 インターフェイスはUSB 2.0×4、IEEE1394×1、RJ-45(Ethernet)×1、RJ-11(モデム)×1、シリアル×1、パラレル×1、D-Sub15ピン×1、Sビデオ×1、IrDA×1とサウンド入出力。ノートPCでは今のところサポートされていないUSB2.0をはじめとするお馴染みのインターフェイスが本体側面を取り囲むようにズラリと並んでいる一方で、中型以上のノートPCでは一般に標準搭載されるPCMCIAカードスロットを持たず、まさにデスクトップPCだ。液晶モニタは15インチTFTで、ECSのウェブサイトによれば最大1400×1050ドットの解像度に対応する。

側面を固めるインターフェイス。吸排気用の通気孔も見える
インターフェイス
インターフェイス
インターフェイス
パッケージ

 最大1280×1024ドットの解像度に対応する15インチTFT液晶モニタが“付属”し、価格は高速電脳で10万6800円。液晶モニタ+SiS650マザーボード+ケースとして考えた時にお買い得かどうかの判断は人それぞれだろう。ひと味もふた味も変わった製品を好むマニア向けのアイテムと言えそうだ。
 なお高速電脳によると、4月には14.1インチ液晶モニタを搭載するモデルが10万円以下で登場する予定とのこと。現在のところ詳細は不明だが、小型化してくればおもしろくなるかもしれない。



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(小磯)




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