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これが「Eden」!? C3オンボードのVIA純正超小型マザー展示開始

Printable Version 2002年1月16日

2月下旬入荷予定

 突然、VIA純正の小型FlexATXマザーボードがショップ店頭に展示された。型番は「VT6010」。この17cm角のマザーボードは11月にVIAから発表されたもので、同社が独自に「Mini-ITX」というフォーム名を与えていた製品だ。EBGA(Enhanced Ball Grid Array)パッケージ版のVIA C3 E-Seriesを搭載しているのが大きな特徴となっている。2月中に2万円以下で発売される予定だ。



VIA Eden Platformロゴ
VIA Eden Platformロゴ

 これは、最近になってVIAがウェブサイト上で発表した低消費電力をウリにする新製品「VIA Eden Platform」と関係があるようだ。VIA Eden Platformとは、ビデオ機能を内蔵するSocket370向けチップセットであるApollo PLE133と、いまのところ詳細が明らかになっていないが、Samuel2コア版C3互換と思われる“ファンレス”の新型CPUシリーズ「VIA Eden ESP」のセットをベースとしたシステム。教育機関やオフィス向けのOEM製品という位置づけのシリーズだ。「実際に動作する」というVT6010の展示を開始している高速電脳では実際にマザーボードの隣にVIA Eden Platformの「Eden VE1000 Series」というシリーズのカタログをあわせて展示している。



ダイアグラム
VIA Eden Platformのダイアグラム。基本的にはApollo PLE133と同じだ
仕様

 ただしこれがVIA Eden Platformの製品かというとそうではない。VIAの代理店であるエクセルによると、VIA Eden Platformの製品となるのはあくまでVIA Eden ESPを搭載する製品のみであるという。同じマザーボードを採用してはいるが、CPUクーラーの必要なVIA C3を搭載する今回の製品はあくまで「VT6010」であるそうだ。なお、VIA Eden ESPは現在3種類「ESP4000/5000/6000」が予定されているが、ESP5000の動作クロックは533MHz程度とのこと。現在のところVIA Eden Platformの製品がコンシューマ市場向けに販売される予定はないが、このローエンドなスペックもその一因となっているようだ。



C3 E-Series 733AMHz

 そんな背景を踏まえたうえでC3 E-Seriesを搭載するマザーボードとしてはNexcom製品に続いて2製品目となるボードを見てみると、搭載するCPUはC3 E-Series 733AMHz(Samuel2コア)。EBGAパッケージのC3としては最高クロックとなる。ただし、2月に登場する予定の製品版ではクロックが800MHzに引き上げられる予定。



インターフェイス

 拡張スロットはPCI×1でDIMMスロットは1本(最大1GB)。製品版で仕様が変更される可能性も大いにあるが、展示品は標準でネットワークコントローラとサウンドのデジタル出力をサポート。バックパネル部にはD-Sub15ピン×1のほか、S出力×1、RJ-45×1、コンポジット兼同軸デジタル出力×1、サウンド入出力×3、USB×2を用意している。VIA Eden PlatformシリーズはOEMの要望にあわせて複数の製品ラインナップが存在するが、VT6010の製品ラインナップは1、2種類になるようだ。

 チップセットにマザーボード、CPUに至るまで“VIA純正”のシステムが手に入るというのは今回がはじめて。価格も比較的安価となっており、C3のファン以外も要チェックの製品と言えるだろう。



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(小磯)




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