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【特別企画 Vol.3】ユニークな価格情報サイト「エルミタージュ秋葉原」の舞台裏を直撃!

Printable Version 2002年1月1日

増田泰介氏
増田泰介氏

 週2回の秋葉原価格情報とショップ店員の生の声を伝えるユニークなウェブサイト「エルミタージュ秋葉原」。彼らはなぜ、アキバ発の情報を発信しているのだろうか? そして実際の活動内容は? 気になる詳細を、取材担当としてアキバのショップを回っている増田泰介氏にうかがった。


――まず、G&D MATRIXと「エルミタージュ秋葉原」がいつ頃誕生したのかからお聞かせください。

私の所属する会社が97年の秋に立ち上げました。G&D MATRIXと「エルミタージュ秋葉原」が誕生したのはほぼ同時期と考えてもらっていいと思います。

――それまではどういった仕事をされていたのですか?

プログラマといっしょにクライアントまで出かけて、営業や折衝を行ったりという業務をしていました。現在も、価格調査をしていない時には営業や折衝、その他雑務を行っています。

――G&D MATRIXという名称の由来は?

名称に特別な意味はないです。単純に、企画した人間の名前から取りました。古賀という人間と私のふたりで始めたんですが、頭文字を取ると「K&M」と語呂が悪いので(笑) KOGAのGとMASUDAのDを取って、G&Dにした、と。

――では「エルミタージュ秋葉原」の名称の由来は何ですか?

これはロシア語の「隠れ家」という言葉から取っています。「あまりPCとは関係ない言葉を使おう」というところから始まって、辞書を上から下まで漁って(笑) 座りのいいものとして「エルミタージュ」を選択しました。

――ウェブサイト「エルミタージュ秋葉原」開設の由来を教えてください。

ウェブサイトイメージ
「エルミタージュ秋葉原」ウェブサイト

そもそも私の所属する会社はネットワーク保守などがメインの事業なんですが、会社が「何かおもしろいことできないか」ということで作った組織です。インターネット上で、ウェブサイトを中心にした“何か”ができないかというのが出発点になります。ですから、最初は秋葉原がテーマになんかどうかも決まっていなかったんですよ。今となってはもうありますけど、当時はなかった、インターネット版イエローページという案や、女性向けサイトなんていう案もあった(笑) ただ、今から5年前の時点でインターネットやウェブサイトを積極的に利用している人というのは限られていました。それを踏まえて「どういう人をターゲットにウェブサイトを開設すればページビューに繋がるか」を考えていくうちに、必然的に“PCやインターネットのコアユーザーをターゲットに”といった方向性が決まっていった感じですね。いくつか実験も兼ねていて“1度も広告宣伝費をかけず、口コミでどこまで広がるか”というモデルケースにしている側面もあります。宣伝してないから、最初は1日100人しか来なかった(笑) ちなみにページビューは開設以降、1度も下がってないんですよ。常に一定のペースで右肩上がりに成長しています。

――97年の段階では、すでに他社が秋葉原の情報サイトを立ち上げていましたが…

でも、当時から今でもそうですが“価格情報”というものは多くの場合オマケになっていますよね。それに対して、エルミタージュ秋葉原は価格表がメインということで差別化を図っています。
たとえばCPUの価格をひたすら追いかけて、毎日毎週チェックしてるエンドユーザーってそうはいないと思うので(笑) 価格情報がメインにならないのも当然といえば当然という気も確かにします。それでも「『買いたいな』と思ったときに、最悪でも1週間以内の価格情報が見られる」というのは意味があることだと思うんですよ。なので、CPUやメモリ、HDDだけじゃなく、さまざまなパーツの価格情報をエルミタージュ秋葉原はメインに据えています。

――あくまで価格情報が根幹にあると。

そうですね。今後も、価格情報をさらに充実させて行きたいと考えています。問題は、昔に比べて、製品の種類が圧倒的に増えたことですね。CPUひとつ取ってみても、エルミタージュ秋葉原開設当初はSlot1とSocket7という区別しかなかった。PentiumII用のチップセットも、i440BXとi440FXくらい。それが今では、Pentium 4だけでチップセットが5種類ある。何か新しいCPUが出るたびにどかっと規格が増えてしまう(笑) それで結局、ノートPCなどは現在休止させていただくしかなくなっています。人員的な問題もあるんですけど…。




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