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Tualatinコア版CPUをSlot1で利用可能になるゲタが来週にも発売予定

Printable Version 2001年11月8日

 Intel製CPUのトレンドはPentium 4へとすっかり切り替わり、PentiumIII対応マザーボードの見切りセールを検討しているショップもあるなど、いよいよ市場的には終了へ向かうPentiumIII。だが、一世を風靡した名チップセット、i440BXを採用したSlot1マザーボードをいまだに利用している人が少なくないのも事実だ。

PL-iP3/T

 そんな人たちに福音となるかもしれない製品が、今月中にもアキバに登場予定となっている。「PL-iP3/T」と名付けられた製品は、Tualatinコア版PentiumIII/Celeronを非対応のSlot1マザーボードで利用できるようにする変換ゲタ。PL-iP3/Tを利用すれば、現在のところCPUアップグレードの選択肢がCoppermineコアのCeleron-1.1GHzまでに限られていたSlot1採用i440BXマザーボードのユーザーでも、TualatinコアのPentiumIII-1.2GHzやPentiumIII-S-1.26GHz、そしてCeleron-1.2GHzに、今後登場が噂される1.4GHzのPentiumIIIなどを利用できるようになるというわけ。2.0V以上の駆動電圧が当たり前だったi440BX時代のCPUスロットに1.45V駆動のTualatinコア版CPUを差せるようにするためと思われるが、背の高い(大容量の)コンデンサを搭載しているのが印象的だ。



ZIFソケットの周囲を囲むようにそびえるコンデンサ。このため、それほど大きなCPUクーラーは装着できないだろう。ちなみにPentiumIII-1GHzなど用のリテールクーラーはコンデンサに触れながらも装着できた、という程度
キャパシタ1
キャパシタ2
PL-iP3 V:3.1
基板には「PL-iP3 V:3.1」というシルク印刷を確認できた

 同製品は以前にもCoppermineコア版PentiumIII/Celeronを非対応マザーボードで利用できるようにするSlot1→Socket370変換ゲタ「PL-iP3 Rev.2」を投入して話題となったPowerLeapの製品。ただし、PL-iP3 Rev.2よりも動作条件はシビアなようだ。実際に3枚のSlot1/i440BXマザーボードにCeleron-1.2GHzを差して動作確認をしたというOVERTOPによると、3枚中1枚ではマトモに動作しなかったとのこと。問題なく動作したMSI「BX Master」、ASUSTeK「P3B-F」でも、BIOSは“PentiumIII-175MHz”のように誤認識したという。このため、来週にも並行輸入版を6000円程度で販売するとして評価版を展示している同店では「PL-iP3 Rev.2ほど安全ではない。人柱になる覚悟がない人にはオススメできない」としているので、この点には注意が必要と言えるだろう。



パッケージ

 一方、国内代理店であるロンテックでは現在、11月最終週の発売に向け動作確認中。詳細な動作確認情報については今後明らかにするとしており、よほどの事情がある人以外は、製品版の登場を待った方が良さそうだ。なお、製品版も並行輸入版とほぼ同価格になる予定で、現在のところOVERTOP、高速電脳、若松通商が入荷を予告している。



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(小磯)




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