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【T指令のパーツで遊ぼう!! No.1】いきなりオーバークロック! Pentium D 805は案外イケる?

Printable Version 2006年4月1日

T指令
【T指令プロフィール】小学生の頃から秋葉原に通う。その後は、自作パーツメーカーのサポートや秋葉原のショップを転々とする。“T指令”は、以前働いていたショップの常連さんが命名。今年、ZOA秋葉原本店の店員からライターへ華麗なる転身を遂げた

 最新パーツや珍しいパーツを見ると身体がうずき、気がつくと手に持ってレジへ……。諸君らもそんな病気にかかっていないか? 私“T指令”はかかっている。それもかなり重傷だ。そんな私の性癖に目を付けたのが、今は亡き自作PC月刊誌「アスキープラス」だった。毎月最新パーツをいじって、それを伝えるコラム“アキバ名物T指令の 諸君、今月はこれを買ったぞ!”を誌上でやらせてもらい、業界の方からも「読んでるよ!」など、声をかけてもらうようになった。今年、ショップ店員からライターへ転身したのをきっかけに、“諸君、今月はこれを買ったぞ!”も「Akiba2GO!」の本コラムへ移動だ。今後はこちらで話題のおもしろいパーツを紹介していくつもりだ。さっそくPCパーツをいじり倒すためにも、第1回目は三度の飯より大好きなオーバークロックにチャレンジだ。



今回の獲物はPentium D 805

 デュアルコアCPUで人気がある“Pentium D”シリーズに、動作クロック2.66GHzの「Pentium D 805」が登場した。L2キャッシュは2MB(各コア1MBづつ)、製造プロセスは90nm、コアステッピングは“B0”で、TDPは95W。FSBが800MHzから533MHzに下がっている以外は、従来の“Pentium D”シリーズとの大きな変更点はない。そう、FSBが違うだけなら「Pentium D 840」の選別落ち品が使われてる可能性があるかもしれない。うまく当たりロットを引けば、定格電圧でのオーバークロックも期待できそうだ。

「Pentium D 805」
インテルのデュアルコアCPU「Pentium D 805」。動作クロックは2.66GHzで、L2キャッシュは2MB(各コア1MBづつ)、製造プロセスは90nm、コアステッピングは“B0”で、TDPは95Wとなる。FSBは800MHzから533MHzに下がっている

 まずは検証環境のパーツ確保から。マザーボードは、私がオーバークロックする際に相性の良いASUSTeK製で、“i975X”チップセットを搭載した「P5WD2-E PREMIUM」を選択。ビデオカードは、古巣のZOA秋葉原店から“GeForce 7600 GT”を搭載したLeadtek製「WinFast PX7600GT TDH 256MB」を借用。メモリは、トランセンド製のDDR667対応512MB×2枚を使用。その他のパーツは余っていたものを装着した。今回のテストで使用したパーツ一覧は下記の表を参照してもらいたい。では、ここまで整ったら、いざオーバークロックの検証を開始だ。

検証用PCパーツ
今回の検証で使用したパーツ類。しかし、CPUのオーバークロックを試すのに何故最新の“GeForce 7600 GT”搭載ビデオカードを借りたんだ? いつもの衝動で単に最新パーツを触りたかっただけかも……

もしかして不良? OSインストール失敗!

 さて、まずは愚痴から入らせていただくが、OSやドライバを定格クロックでインストールする段階で、いきなり疲れてしまった。というのも、マザーボードに通電するとすぐに電源が落ちるという症状に遭遇したからだ。マザーに通電できないと精神的ダメージは甚大だ。一応、通電する時もあるが、少し時間が経つとまた電源が切れてしまうのだ。パーツ同士の相性の可能性もあったが、長年の経験から電源が怪しいと睨み、別のPCからMicro ATX用の250W電源を調達して作業を再開した。どうやら私の目に狂いはなかったらしく、電源の交換だけでWindowsのインストールは無事に完了した。  しかし今度は、各種ドライバをインストールした後の再起動でまたもや挙動不審に。「OS起動しないよ! わたし何かイケナイことしましたか?」とちょっと悲しくなる。ドライバを“LAN”→“タブレット”→“Sound”→“Intel INFファイル”と妙な順番でインストールした後に、まとめて再起動をしたことが原因だったようで、“前回正常起動時の構成”を試したところ正常にWindowsが起動。改めて“Intel INFファイル”からドライバを入れ直した。皆さんもドライバをインストールする順番には気をつけよう。

電源交換
購入後長いこと放置していた電源ではPCが起動しなかった。急遽、別のPCからMicroATX用の250W電源を調達してOSのインストールを再開。翌日、検証を始める前にANTEC製の500W電源と交換した。ふう、いきなり前途多難
テスト環境
CPU:インテル「Pentium D 805」(2.66GHz)
メモリ:トランセンド「TS64MLQ64V6J」(PC5300 512MB×2)
マザーボード:ASUSTeK「P5WD2-E PREMIUM」
ビデオカード:Leadtek「WinFast PX7600GT TDH 256MB」
HDD:Seagate「ST3160812AS」(160GB Serial ATA)
光学ドライブ:東芝「SD-M1612」
電源:ANTEC「TRUEPOWER2.0 500W」
OS:Microsoft「Windows XP Professional SP2」

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