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オーバークロック研究室の最新記事一覧

【オーバークロック研究室】 Athlon XP 1700+をオーバークロッキング (後半) (2003年3月23日)
【オーバークロック研究室】 Athlon XP 1700+をオーバークロッキング (前半) (2003年3月21日)
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【オーバークロック研究室】 Pentium 4をガス冷でオーバークロック (その1) (2002年11月25日)
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【オーバークロック研究室】 Pentium 4-2.0AGHzのオーバークロック耐性を探る (前編) (2002年2月13日)
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【オーバークロック研究室】Athlon XP 1700+をオーバークロッキング(前半)

Printable Version 2003年3月21日

 久々にAthlon XPマシンを組み立ててテストする機会を得た。最新のBartonコアを搭載したAthlon XPプロセッサーの登場や、以前から注目していたAthlon XP 1700+の価格が手ごろになったこと、そしてもう1つは、NVIDIAから新型のチップセットが登場したことなどを背景に、コストパフォーマンスに優れたマシンが仕立てられないだろうかと企画してみた。果たして思惑通りのパフォーマンスが得られただろうか?

●Thoroughbredコア版Athlon XP

今回入手したAthlon XP 1700+のOPNは“AXDA1700DUT3C”で、L1ブリッジは全てクローズだ

 Athlon XP 1700+については、昨年11月中頃にPalominoコアからThoroughbredコアに変更され、今年の1月頃から「オーバークロック耐性が優れている」とちまたで噂になっている。その「耐性が優れている」と言われるAthlon XP 1700+のOPN(Ordering Part Numbers)を調べてみると、どうやら昨年11月ごろのThoroughbredコアからマイナーチェンジを受けているようだ。当時、出荷されていたAthlon XP 1700+のOPNだと「L」レンジコア(1.50V)が搭載されていたが、最近では0.1V高い「U」レンジコア(1.60V)に変更されているのだ。ちなみに今回入手したAthlon XP 1700+のOPNは“AXDA1700DUT3C”で、図1に照らし合わせてみるとFSB:266MHz、L2:256KB、コア電圧:1.6V、温度上限:90℃であることが確認できた。写真でも分かるとおり、L1ブリッジが全てクローズのままである。つまり、CPU内部クロックの倍率設定は、マザーボード側から操作可能と言うことになる。また、このCPUのデフォルト時における起動倍率は11倍であるが、これはL3ブリッジのパラメータで決定されていることが知られている。




【図1】Athlon XP Model8 OPN(Ordering Part Numbers)定義

●テストマシンとテスト目標

Abit製マザーボード「NF7-S」
ノンブランドPC2700(DDR333)CL2.5スペック512MBモジュール
実勢価格\3,000前後で入手可能なアルミと銅のハイブリッドタイプ?Cooler Master製CPUクーラー「CP5-7JD1B-OL」

 今回のテストマシンを紹介しておこう。まず、【表1】にも示した通り、マザーボードはAbit製「NF7-S」を採用した。NF7-Sは“nForce2”を搭載している。DDR400や128bitメモリバスをサポートするなど基本性能がハイスペックというだけでなく【表2】に書き出した通り、オーバークロック機能も充実している。実用的な面では、Serial ATA(RAID)、IEEE1394(400Mbps)、USB2.0等の高速インターフェースがオンボードで搭載され、10/100Mbps LANや6チャンネルAC97コーデック音源回路を持つ豪華版だ。ただ、チップセットにビデオ機能を持たない仕様となっており別途ビデオカードを用意する必要性がある。しかし、逆に言うと「好みのカードが使える」と解釈できることから、むしろ歓迎する向きもある。ちなみにNF7-Sは、AGP8X or 4Xのスロットを1つ備えている(今回はAGP4X版ABIT Siluro GF4 Ti 4400を装着した)。

 次にメモリだが、PC2700(DDR333)CL2.5スペックで512MBのモジュールを2本用意した。ただし、ノンブランドのいわゆるバルク品。メモリとチップセットの関係は、こちらでも詳しく解説されているとおり、128bit幅でメモリアクセスを実現するためにモジュールは2本必要とする(1本でも動作するが、64bit幅に半減する)。ただ、本領を発揮させるとなるとFSB設定クロック200MHzでメモリクロックレシオを同期させなければならないだろう。今回のテストでは、あわよくばこのあたりのパフォーマンスに迫ってみたいと考えている。
 もう一点、CPUと一緒に準備したのが写真のCPUクーラーで、ともかく「廉価」である(実勢価格で3,000円前後)。この価格帯でアルミと銅を使ったヒートシンクを採用している製品は珍しい。しかし、銅プレートの固定方法は、ある意味(コスト的)で「なるほど」と納得がいく。なお、ファンの回転数は2,750rpm、動作音は24.2dBで、Thoroughbred版Athlon XP 2800+やTualatin版Pentium III 1.6GHzに対応しているという。

【表1】テストマシンのパーツリスト



マザーボード Abit NF7-S
BIOSリビジョン Ver.1.3(2003-01/07)
CPU Thoroughbredコア版Athlon XP 17000+(133MHz×11)
CPUクーラー Cooler Master CP5-7JD1B-OL
メモリ PC2700(DDR333)CL2.5/512MB×2
ビデオ Abit Siluro GF4 Ti 4400(GeForce4 Ti4400)
ビデオドライバー Ver.6.13.10.4109
解像度 1024×768ドット/32bitカラー
DirectX ver.8.1a
HDD Seagate Barracuda ATA IV 60GB

【表2】Abit製マザーボード「NF7-S」のオーバークロック機能一覧

FSB設定クロック 100、102〜123、125、127〜148、150、152〜174、176〜198、200、203、204、206〜208、210、212、217、219、220、225、230、231、233、237MHz(〜間は1MHzステップ)
CPUレシオ 5〜14、15、16、16.5、17、18、19、20、21、22(〜間は0.5倍ステップ)
メモリクロック設定(FSB設定:メモリクロック) 3:3、3:4、3:5、3:6、4:3、4:4、4:5、4:6、5:3、5:4、5:5、5:6、6:3、6:4、6:6
AGPクロック設定 66〜99MHz(1MHzステップ)
CPUコア電圧 1.100〜1.850V(0.025Vステップ)
メモリ電圧 2.4〜2.7V(0.1Vステップ)
AGP電圧 1.5〜1.8V(0.1Vステップ)
CHIP SET電圧 1.4〜1.7V(0.1Vステップ)

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