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【オーバークロック研究室】PowerLeap製「PL-370/T」を使ってTualatinコアCPUをオーバークロックする

Printable Version 2002年4月7日

 FC-PGA/PPGAまでのマザーでTualatin版CPUを使用可能にする「PL-370/T」が発売されてからしばらたく経った。これは、Tualatinコア版CPUをサポートしないSocket370マザーボードのユーザーがCPUのアップグレードを考えた場合に「マザーボードごと買い替える」以外の選択肢が1つ増えたことになる。早速、オーバークロック研究室でもPL-370/Tをテストしてみた。

●Tualatinコア版CPU用ゲタの第2弾

PowerLeap製「PL-370/T」のパッケージ
PowerLeap製「PL-370/T」のパッケージ

 今年はじめ、440BXを搭載するマザーボードにSlot1マザーボード用Socket370変換ゲタ「PL-iP3/T」を使って、Tualatin版CPUを動作させた。その課程でオーバークロック動作については、コア電圧電源回路の問題から多少の改造を要したものの、ベンチマークテストの結果では概ね良好なパフォーマンスを得られた(詳しくはこちらの記事を参照)。現在では、PowerLeap社からPL-iP3/Tの後続としてTualatinコア版CPUをサポートしないソケット370マザーボード用に「PL-370/T」が発売されている。これは、こちらのレポートにもあるようにマザーボード上のCPUソケットに装着してTualatinコア版CPUを動作させてしまう変換ゲタだ。またPL-iP3/Tとの決定的な違いは形状を除きコア電圧電源回路を搭載していないことで、コア電圧は必然的にマザーボード上の電源回路から供給されることになる。つまりマザーボードにコア電圧設定機能が備わっているならそれを操作するだけでオーバークロック動作を望んだ場合にも有利になるだろう。今回は、オーバークロック動作を主目的にPL-370/Tの使い勝手や前述のコア電圧操作の具合などに注目して調べてみた。



●i815EPマザーボードとPL-370/Tのコンビネーション。

キット内容
ひと一通り必要なパーツは同梱されたキット内容だ

 パッケージを開けてPL-370/Tのキット内容を確認してみる。PL-370/T本体に加えてサーマルコンパウンド、専用のCPUクーラー、ユーティリティディスク、取り扱い説明書(英文)が同梱されており特に不満はないキット内容だ。PL-370/T本体の組み付けは、取り扱い説明書の写真を参考にすれば特に英文を読まなくても理解できた。一応、簡単に説明すると、

(1)マザーボードのCPUソケットにPL-370/Tを装着(ピン形状を確認して実装方向に注意)してロック。
(2)PL-370/Tのソケット面にTualatinコア版CPUを装着。このときも実装方向に注意。
(3)CPUのヒートスプレッダーにサーマルコンパウンドを塗布。
(4)キットに付属するPL-370/T専用のCPUクーラーを装着しリテンション金具をCPUソケットのラグ(ツメ)に引っかけて全体を押さえ込む。

という手順で装着完了となる。



EPoX製「EP-3SPA3」

 一方、今回のテストに使用するマザーボードは、i815EPを搭載するEPoX製EP-3SPA3を選んだ。EP-3SPA3は、オーバークロック機能が充実したマザーボードではあるがTualatinコア版CPUをサポートしていない。ちなみにロンテック(PowerLeap代理店)のウェブサイトで動作機種リストを確かめてみたが、本稿執筆時点でEP-3SPA3はリストに記載されておらず今回のテストは動作検証も兼ねた報告となる。



EP-3SPA3にPL-370/TとPentiumIII-S-1.13GHzを装着してみる
EP-3SPA3にPL-370/TとPentiumIII-S-1.13GHzを装着してみる

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