ASCII24 Top ASCII24 Review ASCII24 News ASCII24 Review ASCII24 Business Center 携帯24 Mac24 Akiba2GO! デジタル用語辞典 ASCII24 Broadband Center Akibaニュース Akiba EYE コラム ゲーム情報局 アイドル情報局 ASCII24メールサービス blogmag
ASCII24 Akiba2GO! - [Main Menu] [Menu 2]


  ASCII24 > Akiba2GO! > コラム 1
111
記事/用語/ID検索 

最新パーツ性能チェックの最新記事一覧

【最新パーツ性能チェック Vol.45 (番外編) 】 ようやくAthlon 64 X2も65nm時代へ突入! 消費電力低下のほかにも変更アリ!? (2006年12月30日)
【最新パーツ性能チェック Vol.44】 いよいよクアッドコア時代に突入! Core 2のクアッドバージョンの気になる性能と消費電力は? (2006年11月2日)
【最新パーツ性能チェックVol.43】 Conroe登場間近! 予想通りの爆発的高性能に影を落とす盲点とは? (2006年7月14日)
【最新パーツ性能チェック Vol.42 (番外編) 】 幻の “Socket 479版C7-M” を独占入手! もしもC7が915GMマザーで動いていたら世界は何が変わったか? (2006年7月11日)
【最新パーツ性能チェック Vol.41】 論理8CPUマシンがすぐできる! 新CPU 「Dempsey」 と次世代メモリ 「FB-DIMM」 のパワーはいかに? (2006年6月19日)
【最新パーツ性能チェック Vol.40】 待望のDDR2対応Athlon 64が登場! FX-62と5000+の性能はどこまで伸びるのか? (2006年5月23日)
【最新パーツ性能チェック Vol.39】 ついにVIA CPUが90nmに! 2次キャッシュ倍増でSSE3装備の 「C7」 は理想の家庭内サーバになれるか? (2006年4月15日)
【最新パーツ性能チェック Vol.38】 Core Duoマザーまもなく登場! その性能はPen D/Athlon X2にどこまで迫るか? そして注目の消費電力は?  (2006年3月3日)
【最新パーツ性能チェック Vol.37】 CPU頂上対決はデュアルコアを舞台に! Pentium XE 955とAthlon 64 FX-60はYonahにデスクトップCPUの意地を見せられるか!? (2006年1月10日)
【最新パーツ性能チェック Vol.36】 Athlon 64との違いは名前だけなのか? Opteronのオーバークロック耐性をチェックする (2005年12月14日)
Pentium D搭載ショップブランドPCでデュアルコアCPUの性能を探る! (2005年7月19日)
【最新パーツ性能チェック Vol.35】 シングルコアの最高峰も渡さない!? 動作周波数2.8GHzの 「Athlon 64 FX-57」 の威力は? (2005年6月28日)
【最新パーツ性能チェック (Vol.34) 】 CPUの勢力図は変わるか? デュアルコアCPU4種対決!――Pentium D vs. Pentium XE vs. Athlon 64 X2 vs. デュアルコアOpteron 2xx (2005年6月1日)
【最新パーツ性能チェック (Vol.33) 】 デュアルコアPentium XEの性能がわかった!(Part 1) (2005年4月15日)
【最新パーツ性能チェック (Vol.32) 】 nVIDIA製新チップセット “nForce 4 SLI Intel Edition” 発表!その実力はいかに? (2005年4月9日)




Contact Information


[PR]
【最新パーツ性能チェック(Vol.21)】ATI、GeForceと最上位を張り合う第三のGPU“Volari”完全解剖

Printable Version 2004年1月28日

最新仕様のテストほど好成績

 結果は見てのとおり、非常にばらつきが大きい。テストセットの中で一番良かったのは、Direct X9ベースのAquamark。ほぼRADEON 9800ProやGeForce 5900Ultraに迫る性能を記録している。実際には9800XTや5950Ultraも存在するので、現行の最上位クラスと並ぶ、とはやや言いかねるところだが、ここまでの性能を最初から出せるというのはすばらしい。3DMark 03の結果もまあまあだ。現在の「トップ下」レベルの売れ線、GeForce 5700UltraやRADEON 9600XTを一歩引き離している。これもDirect X9を使ったテストであり、今後登場するVertex/Pixel Shader 2.0時代のゲームに対してパフォーマンスが期待できる。
 Unreal Tournamentでは、5700Ultra/9600XTとほぼ並び、3DMark 2001では5700Ultraにあと一歩、9600XTと並ぶ程度だ。UnrealはDirect X8.1ベースでヘビーな描画を行なうことで知られ、3DMark 2001は、4番目のテスト(Nature)がDirect X8.1を使っている。

 これ以外のテストについては、もうひとつ振るわない。Final Fantasy XI ver.2では、比較的強い「高解像度」モードでも5700Ultra/9600XTにかなりの差をつけられているし、Comanche 4、x2ではGeForce 5600やDelta Chromeとスコアを争っている。ただx2はPixel Shaderを使うような処理はほとんどないらしいし、Comancheは処理としてかなり軽めなので、こうしてみると、Volariは、Direct Xのバージョンが新しくなるほど、あるいは負荷が大きいほど、よい成績を残すように見える。

3DMark 03の結果
3DMark 03の結果
Aquamark 3の結果
Aquamark 3の結果
Final Fantasy XI Benchmark ver.2の結果
Final Fantasy XI Benchmark ver.2の結果
Quake3 Arenaの結果
Quake3 Arenaの結果
Commanche 4の結果
Commanche 4の結果
x2 Rolling Demoの結果
x2 Rolling Demoの結果
Unreal Tournament 2003の結果
Unreal Tournament 2003の結果
3DMark 2001の結果
3DMark 2001の結果

個別性能テストではむしろ基礎体力が充実

 ただ、テスト項目をもう少し詳細に見ると、必ずしもDX9が強いとも言い切れない面が見えてくる。たとえば3DMark 03では、ゲームテストの1がDirect X7ベース、2と3がDirect X8.1ベース、DX9ベースなのは4番目のテストだけだ。このそれぞれで、比較対象となるミドルハイ(GeForce FX5700Ultra、RADEON 9600XT)、ハイエンド(GeForce FX5900Ultra、RADEON 9800Pro)とそれぞれ比べると、テスト1(DX7)はミドルハイと同程度、テスト2、3(DX8)はミドルハイ+25〜40%とかなりのリードを奪うものの、テスト4ではミドルハイ比で80%強程度の性能となっている。つまり、3DMark 03のスコアを稼いだのは、むしろDX8レベルでのテストなわけだ。

 ここでVertex Shader、Pixel Shaderという、Direct X8以降のキーポイントとなる機能の性能を見ると、ここも意外な結果だ。Vertex Shaderで5700の半分以下、9600XT比でも3分の2ほどの性能しかない。Pixel Shaderのほうは、5700の80%、9600XT比では半分強と、これも振るわない。Vertex Shaderが強い5700、Pixel Shaderが強い9600XTに対し、Volariは見るべきところがないわけで、なぜこれでDX8のテストで大きなリードが得られるのか、悩んでしまうほどだ。

3DMark 03における4つのゲームの個別成績
3DMark 03における4つのゲームの個別成績
3DMark 03における描画機能の成績
3DMark 03における描画機能の成績

 一方、基礎体力とも言うべきテクスチャの貼り付け能力を見ると、シングルテクスチャ、マルチテクスチャともに結果は優秀。5700や9600XTをはるかにしのぎ、シングルではGeForce FX5900Ultraに並ぶ。8パイプラインのチップを2つ乗せているだけのことはある、と言えよう。しかし、基礎体力が高くてVertex/Pixel Shaderが弱いのなら、最近のテストほど不利になるはずなのに、実際はその逆になっているのが不思議だ。

ドライバのチューンがどこまで可能かが鍵

 今回のテストでミドルハイの2機種と比べると、x2とFinal Fantasyでの負けは痛いものの、3DMark 03、Aquamarkでは完勝、Unrealや3DMark 2001で横並び。まあ、勝ったり負けたりではあるが、DX9の最新テストで強いことを考えると、今後使うビデオカードとしての魅力は備えていると言えそうだ。ただ、問題は価格。ミドルハイとした5700Ultraや9600XTの2万円台前半に対し、Volariボードは5万円台半ばと、2倍以上である。2つのGPUなど、コストがかかることは理解できるが、この値段なら、すべてのテストでVolariを上回れるGeForce FX5900やRADEON 9800を買えてしまう。

 ただ、2つのGPUを使って効率的に描画をさせるには、ドライバ作成はかなり苦労しそうだ。テストによって性能が大きくばらつくのも、あるいはこの、2GPUのハンドリングがうまく行えていないという可能性もありそうだ。これについては、今後シングルのVolari V8 Ultraなどが出てきたときに、性能を比較することでわかってくるだろう。

 ドライバの話で言えば、そもそもこのアーキテクチャのチップが登場したのすらほんの数ヶ月前。GeForce、RADEONというアーキテクチャに比べ、まだはるかにチューニングの余地があるだろう。すべてのテストでAquamark並の性能が出るのなら、現在の価格でも十分競争力が出てくる。Duoに関しては、ドライバが進化できるかどうかが、今後の商品としての価値を決定することになりそうだ。一方、明らかに廉価に作れるはずのシングルVolariのボードについても、その性能と価格のバランスが期待されるところだ。


[前ページ]

Contents...



advertisement




Copyright (C) 1997-2008 ASCII Corporation. All Rights Reserved.
No portion of this web site may be reproduced or duplicated without the express written permission of ASCII Corporation.
This web site is written in Japanese only.
記事に関するご意見やご質問は、お問い合わせフォームにてお送りください