ASCII24 Top ASCII24 Review ASCII24 News ASCII24 Review ASCII24 Business Center 携帯24 Mac24 Akiba2GO! デジタル用語辞典 ASCII24 Broadband Center Akibaニュース Akiba EYE コラム ゲーム情報局 アイドル情報局 ASCII24メールサービス blogmag
ASCII24 Akiba2GO! - [Main Menu] [Menu 2]


  ASCII24 > Akiba2GO! > コラム 1
111
記事/用語/ID検索 

帰ってきた!「買う買う団」の最新記事一覧

【帰ってきた! 「買う買う団」 】 低騒音のコンパクトシュレッダー 『DS-3000 DESK PURSER』 (2005年4月30日)
【帰ってきた! 「買う買う団」 】 FM携帯にハマりました! (その2) (2004年7月14日)
【帰ってきた! 「買う買う団」 】 FM携帯にハマりました! (その1) (2004年4月25日)
【帰ってきた! 「買う買う団」 】 ガーン! 『バイオノート505エクストリーム』 6万円も値下げで団員は大ショック!! (2004年4月20日)
【帰ってきた! 「買う買う団」 】 ソニーのネットワークウォークマン 『NW-MS90D』 はココがスゴイ!! (2004年3月1日)
【帰ってきた! 「買う買う団」 】 GeForce FX5600→RADEON 9600XTで年末年始のFINAL FANTASY XI暮らしはどう変わったか? (2004年1月9日)
【帰ってきた! 「買う買う団」 】 買う買う団が台湾で買う!食べる!台北市街フォトレポート (2003年10月7日)
【帰ってきた! 「買う買う団」 】 Zalman製の巨大なビデオカード用ヒートシンクで静音生活!? (2003年10月5日)
【帰ってきた 「買う買う団」 】 温度に応じてファンを制御するファンコントローラー 『RD7-TFC』 (2003年8月12日)
【帰ってきた!買う買う団】 編集部員が最近買ったもの編 (2003年7月12日)
【帰ってきた! 「買う買う団」 】 『P504iS』 でiアプリをヘビーにプレイ (2003年1月10日)
【帰ってきた! 「買う買う団」 】 本物のガンは熱くなるがエアソフトガンは凛として冷える (2002年11月16日)
【帰ってきた! 「買う買う団」 】 ASOBITCITYで歴史的オモチャを購入 (2002年11月15日)
【帰ってきた! 「買う買う団」 】 休日は “ウチVAIOで楽パソ” 、なんてのもい〜もんじゃよ (2002年9月1日)
見た目だけじゃダメですか?VGA表示可能なPDA 「PC E-Phone II」 (2002年2月6日)




Contact Information


[PR]
帰ってきた!「買う買う団」
かつてのロードテストマシン復活大作戦!

Printable Version 2001年2月17日

買う買う団員プロフィール
筆者:中塚寛幸
中塚寛幸
月刊アスキーの編集者。帰宅頻度は3日に1回ほどだ。最近は経堂に1人暮らしを始め、会社に来る前には下北沢と新宿のPCショップに必ず寄り道をしているとか。変わったキーボード、マウス、タイピングソフトなど、1万円以下の買い物には滅法うるさい。自分の席には現在6台のマシンがひしめいている(月刊アスキー編集部の最多台数保有者)。




モノであふれかえる席

 編集部の、私の席の周りにはマシンがあふれ返っている。そんなマシンの中には、どうしても修復できない、しても意味がないものも少なくない。月刊アスキーのロードテストで使っていた「Chiken 2000」も修復不能(というか修復する手間が惜しくなるほどのロースペックマシン)である。ちなみに、スペックは以下のとおり。



CPUPentium II-233MHz(SECC)
マザーボードASUSTeK P2B-S(i440BX)
メモリPC100 SDRAM 192MB(CL=3)
ビデオNvidia RIVA TNT/VRAM 32MB(メーカー不明)
HDD10GB(IBM製 IDE)
OSWindows 98SE

 そんな、修復する意味のないマシンを前にできることは、現役でイケるパーツを抜いておくこと。だいたいのパーツは、CPUとマザーボードさえ新しくすれば、十分復活できるからだ。そしてパーツを抜くと、往々にして新マシンを組みたい衝動に駆られるもの。ご多聞にもれず、やっぱり私もその衝動に駆られてしまったのであった。

1万以下のマザーを探せ!

 さぁて、新マシンを組むにあたってまずはパーツ選びからだ。
 予算は3万。CPUとマザーあわせて3万だ。そうなってくると、マザーボード選びの条件は必然的にかなりシビアなものになる。Slot1で、なるべくFSB 133MHzに対応していて、PCIだけでなくISAもあって(抜いた、古めのパーツを使いたいがため)、なおかつ1万円を切るマザーボード。

PSVA

 そこで選んだのがRioWorksの「PSVA」。フェイスで、8000円前後で購入した。スペックを詳しく見てみると、FSB 133MHzをサポートしたVIAのApollo Pro133Aチップセットが搭載されており、値段の割には、仕様面でそれほど欠点は見当たらない。オーバークロックをするつもりはないので個人的には興味の対象外だが、FSBは1MHz刻み…とまではいかないものの、かなり細かく設定できる。拡張スロットはAGP×1、PCI×4、AMR/ISA×1、ISA×1。メモリの最大容量も3スロットで1.5GBまで対応しており、NT系のOSを使う身としては嬉しい限りだ。なおかつ、基板がATXにしてはコンパクトに設計されているのも魅力的。将来、融通の利かない筐体を使用する可能性を考えても、PSVAは悪い投資ではなさそうである。
 会社の先輩には「RioWorks? またマイナーなモノを買うねぇ」などと言われたが……。



5分に1回固まるってどういうこと?

 Chiken 2000の筐体に、マザーと一緒に2万3000円ほどで購入したPentium III-800EBMHzとPSVAを組み込む。予算比で若干足は出たが、それでもあえてPentium III-800EBMHzを選択したのは、編集部でのレビュー結果から考えて1GHzよりもコストパフォーマンスが上だと判断したから。FSB 133MHzなので、PC133のメモリと合わせれば、かなり強力な環境を構築できるというわけだ。  さっそく手元にあったアイ・オー・データ機器製、Nvidia「RIVA TNT2」搭載の枯れたビデオカード「GA-TNT216/AGP2」をAGPスロットに差して、いざ起動してみた。

 BIOSの初期化画面でCPUが「Pentium III-800BE MHz」と表示されている。「BE」、「べ」ですか先生!? ちょっとショック。でも、これはBIOSのバージョンによる問題だったので、アップデートしたらちゃんと「800EBMHz」と表示された。良かった。

問題の箇所
どうも、スロット周りがアヤしい…(最近聞いた話では、RioWorksのマザーはメモリの相性がシビアなので、バルクではなく箱モノで使えば問題ないそうだ)

 OSはWindows 98SEをインストール。Windows 98SEにTNT2という組み合わせでゲームでもやるかと思ったのだ。だが、何度ドライバをインストールしてもTNT2を認識しない。再起動前の「画面のプロパティ」ではTNT2を認識しているのに、再起動するとさっき教えたことをきれいさっぱり忘れ、815Eオンボードの機能しか認識しないのである。困ったものだ。しょうがないので、Matroxの「Millenium II PCI」を同僚から借用して再インストールした。
 今度はバッチリ。とても快調……と思ったら、エクスプローラを開いた状態でマウスをクリクリ動かすと、なぜかフリーズ。おかしい。5分に1回のペースで再起動を繰り返す。
 そこで、画像印刷専用マシンにして使用することにしたが、5分に1回はウンともスンとも言わなくなるおかげで、筐体のリセットスイッチ付近がボールペンのインクでムチャクチャ汚れてしまった(私は基本的に掃除をしない人間なので、今でもその汚れは残っている)。これはいかん。やはり先輩の卓見のとおり、RioWorksのマザーボードが祟っているのか?



リセットボタン周り
汚れたリセットボタン(一番下)周り。ボタンじゃないところも汚れてるのはご愛敬ということでひとつ
Memtest86の画面
Memtest86、起動中の画面

 だが、せっかく大枚はたいて(福沢先生1枚でお釣り来たけど)買ったマザーだ。なんとか踏ん張って、2カ月ほどその状態で使用する。その間に、日刊Linux記者のUから「Memtest86」(FDDブートのメモリテストプログラム。フリーウェア。BIOSのメモリテストをパスしてしまう不良品を探すには打ってつけ)をもらって、256MB+128MBのPC133 SDRAMのチェックを行なった。ウンともスンとも言わなくなるような症状は、たいていメモリ周りが怪しいので、丸1日ほどゴリゴリとプログラムをまわしっ放しにしてチェック。しかし、チェックの途中でフリーズ。メモリチェックすらままならないという事態を迎え、本格的にこのマザーボードを疑うようになったのであった。ウ〜ンPSVAよ、オヌシは灰色のマザーだな。



まっ、とにかくオーソドックスなマザーを買おう

AX3S PRO

 別のマシンで月刊アスキーの入稿を済ませ、出張校正をしに神楽坂まで出かけた帰り、私は気づくとアキバにいた。関東地方にお住まいの読者からは「神楽坂からアキバだと、初台とちょうど真反対」というツッコミが入りそうだが、いたものはしょうがないのだ(開き直り)。そして当初の予算をオーバーするが、ツクモParts王国でAOpen「AX3S Pro」を購入。1万5000円はするマザーボードだが、アキバで人気→きっと安定という考えから購入を決断した。しいて理由を探せば、ダイハードBIOSとPCIバスの多さが決め手だったと言えるだろう。ダイハードBIOSとは、BIOS ROMのアップデートが失敗したときを想定して2個のフラッシュROMを搭載し、物理的なスイッチで安定している方のBIOSで起動することができるというもの。また、ISAバスを廃してPCIバスは6本搭載しているので、NICを多数インストールする必要のあるサーバ(というよりルーティングマシン)も視野に入ってくる。
 この時点で、最初の黄金律「ISAバスのあるものを買うべし」はあっけなく無視し、宗旨変えすることに。チップセットかオンボードで、ある程度の機能があればそれでいいのだ。

 ここで、ものぐさの私はひとつの冒険をする。PSVAで動いていたままの状態のHDDを、AX3S PROに取りつけたのだ。VIA→Intelという、かなり危険なシステム移行である。
 OSのインストールは時間がかかり、かなり面倒くさいものだ。PSVAからのマザーボード乗り換え時点でインストールされていたOSは以下の5つ。



  • Windows 98SE
  • BeOS R5
  • Windows 2000
  • FreeBSD 4.2
  • QNX Neutrino

 PSVAの不安定さに打ち勝つべく、BeOS以降、安定性の高いと思われるものを次々とインストールしていった跡が見て取れるだろう。ブートはBSDのマネージャ→Windows 2000の“NTLDR”(Windows NT/2000をインストールすると自動的にインストールされるOSローダー)という順序に設定してある。ずっと前に別のマシンでお引越しをした時は、まったく問題なかったので、HDDの状態はこのままにしてサクッと電源投入する。

 ウギャーッ!

 BSDの起動エラーが、次にWindows 2000の黒いエラー画面が襲いかかってきた。
 ゴメンナサイ。私が悪うございました。最初からインストールします、スミマセン。悪い予感がここでむくむくと首をもたげてきたのでした。「コイツもだめかな……」

 改めてパーティションを切りなおし、HDDをまっさらにした状態でWindows 2000だけをインストール。オ〜、ちゃんと動くではないか。やっぱり有名メーカーのマザーは違うね。AOpenさんありがとう。考えてみれば、Windowsはインストール時にマザーボードの認識とチューンアップもしているのだ。マザーボードを交換すれば、起動しないのもある意味当然といえる。
 それでも、私はかなり疑り深くなっていて、Windows 2000のboot.iniファイル(※1)を書き換えてCRASHDEBUGモードとSOSモード、VGAモードを追加するのを怠らない。NTLDRに用意されているこれらの起動スイッチはめったに使われないが、いざと言うときに威力を発揮する。NT系列のOSがコケた時は、これらのスイッチオプションで起動することで、マシンの調整をすることができる。PSVAの時にはAGPまわりで失敗した経験があるので、カーネルの扱いには慎重を期したいところだ。

※1 boot.ini :通常はC:\にこのような内容のファイルとして存在する。
[boot loader]
timeout=30
default=multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(2)\WINNT
[operating systems]
multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(2)\WINNT="Microsoft Windows 2000 Professional" /fastdetect
NTLDRというMBR(マスターブートレコード)上のプログラムがこのファイルを読みに行き、OSの起動メニューが管理できる。

Chiken 2001

 PhotoshopやMKEditer(フリーのテキストエディタ)、WinDVDなどの普段使うアプリをガンガンインストールして、とりあえず仕事に使える状態にする。Photoshopはデジカメ画像をいじる時によく使うアプリなのだが、キャッシュに残った2回目以降の起動では、2秒ほどで起動してくれる。これは良い。384MBも積んだPC133メモリの威力も発揮されているようで、FSB 133MHzの効果はてきめんだ。100MBくらいの画像ならレタッチしても待たされた気がしない。とりあえずのワークマシンのつもりでPSVAからお引越しをしたものの、思いもかけぬ大成功。こうして、月刊アスキーのロードテストで活躍し、一度は退役した「Chiken 2000」は使った部分は筐体と電源のみという状況だが、「Chiken 2001」として見事再生を果たした。Mission Complete!!



Chiken 2001 基本構成
CPUPentium III-800EBMHz(FC-PGA)
マザーボードAOpen AX3S PRO
メモリPC133 SDRAM 384MB(CL=3)
ビデオGA-TNT216/AGP2(RIVA TNT2/VRAM 16MB)
HDD10GB(IBM製、IDE)
OSWindows 2000

PSVAのその後と今後の課題

箱
しばらくの間うずもれていたPSVAの箱。ちなみに、RioWorksの箱が2つ見えるが、下がPSVA。上は、安いのでつい買ってしまったi820マザーだ

 さて、Chiken 2001は見事に実用に耐えるマシンとして羽化したが、戦力外通告をうけたPSVAはどうしたものか。
 重ねて書くが、私は貧乏性である。そして貧乏である。貧乏な人間がほぼ新品同然のマザーを放って置くわけがない。当然ながら、ちゃんと再生の道を考えている。PSVAの問題として、CPU周波数とAGP関連が深刻そうだ。ならば、ビデオ機能を必要とせず、それほど安定度を重視しなくても良いマシンとして作り直してしまえば良いのだ。
 私は、月刊アスキー編集部のサーバ管理者を仰せつかっている。前の管理者が海外留学したのと、以前サーバがダウンしてしまった時に代替サーバを構築したのがキッカケなのだが、現在、自分のワークマシンをファイルサーバとして1台供出している状態だ。そして、サーバ管理者としては、今度コケたら自分の責任になってしまうのでヒヤヒヤしている。できることならRAIDを組むなりして、データのフォルトトレランスには何らかの対策をとっておきたい。金を掛けずに――何とも貧乏な話で申し訳ない――取れる安全策を考えた場合、ネットワークでつないでバックアップを取るのが手っ取り早い。それもDATなどは使わずに、HDDを使うのが一番安く上がるだろう。PSVAには、バックアップサーバとしての再生の道を考えているところである。




【追記】

復活

 PSVAとPentium II-233MHzでマシンを組むのに成功し、月刊アスキー編集部のファイルバックアップ用サーバとして立派に稼動している。余ったパーツ+HDD=1万5000円という投資で、見事にその機能を果たしている。FTPでメインのサーバから1週間に1回の頻度で更新をかけている。Akiba2GO!読者の皆さまの手元にも、必ずや使える余剰パーツがあるに違いない。NICを組み込んだだけのファイルサーバでも、あるとないとでは大違いである。ぜひとも自分の持っているパーツを全部使い切るつもりで自作に励んでいただきたいと思う。だって、もったいないでしょ。






advertisement




Copyright (C) 1997-2008 ASCII Corporation. All Rights Reserved.
No portion of this web site may be reproduced or duplicated without the express written permission of ASCII Corporation.
This web site is written in Japanese only.
記事に関するご意見やご質問は、お問い合わせフォームにてお送りください