Akiba2GO!

【全国電商調査隊・女子部】 女子高生レースクイーン・大友さゆりが北海道・札幌を調査!


2005年8月12日

「きゃあぁぁぁぁ〜」。
と飛行機の離陸時の加速に絶叫し、前のシートに座っていた編集ほか、周辺の乗客も驚かせてしまった調査隊員。今回は全日本GT選手権(現・スーパーGT)で“プロジェクトμB-1マッハ号GT”『マッハクイーン』として活躍した大友さゆりちゃんが同行することになった。

シートに着席して離陸を待つさゆりちゃん
シートに着席して離陸を待つさゆりちゃん。初飛行機でご機嫌の様子だが……このあと、離陸時の急加速に「きゃあぁぁぁ!!!」と絶叫。前のシートに座っていた編集ほか、周辺の乗客も驚いていた
新千歳空港から札幌駅に向かうJR快速エアポートでも飛行機と同じく窓際を希望
新千歳空港から札幌駅に向かうJR快速エアポートでも飛行機と同じく窓際を希望。車窓から嬉しそうに外を眺めていた。試験勉強のための古文の参考書も持参していたが、ほとんど読んでいませんでした(あれっ?)

これまで女子部では、比較的“お姉さん”な子たちが調査へ行っていたが、さゆりちゃんはまだ17歳の高校3年生。150cmと身長が小柄で可愛がられている存在である。じつは本州から出た経験は皆無。おまけに飛行機も初めてとあって、大きなトランクを引きずりながら空港へ現れたのだった。

赤の大きなトランクにバッグを携えたさゆりちゃん。
赤の大きなトランクにバッグを携えたさゆりちゃん。その出で立ちは女子部でも屈指のかわいさである。札幌駅をバックにポーズ

[編集] 機内ではずいぶんとはしゃいでいたね。

[さゆり] 窓の外からの眺めは最高だったし、ジュースも飲めたし、楽しかった〜。まさか離陸時にあんなに勢いがつくとは思ってませんでしたけど(笑)。

[編集] さゆりちゃんは今、高校3年生だけど、受験勉強はしているの?

[さゆり] これでも受験をして大学へ行きたいと思っていますので、頑張って勉強をしている最中です。模試も受けていますし、この夏は成績を上げたいですね。

[編集] さっき古文の参考書も持ってきてたみたいだけど。

[さゆり] 今回の調査の間でも、時間があったら古文の単語などを覚えておきたいと考えまして。

意外と今回の隊員は頑張屋さんかもしれない…。

札幌駅周辺の印象は、前回の博多それほど変わらない感じ。地下には大規模な繁華街があり、地上に出なくてもいろいろな買い物が楽しめる。ひと通り札幌の街並みをチェックした一行は、駅周辺にあるパソコンショップから調査を始めることにした。



■DEPOツクモ札幌駅前店

最初の調査ショップに選んだのは『DEPOツクモ札幌駅前店』。秋葉原でも多数の店舗を構えるツクモの日本最北端店だ。札幌駅から歩いて数分程度で行くことができる。パソコン関連商品を専門に扱うショップとしては、札幌でもトップクラスの規模だ。

黒一色の壁面に緑の看板というスタイルの店構えは、秋葉原で見かけるツクモ各店とそっくりである
黒一色の壁面に緑の看板というスタイルの店構えは、秋葉原で見かけるツクモ各店とそっくりである。入り口の右端のほうにはジャンク扱いのディスプレーなども見える

店内に入った調査隊を迎えてくれたのは、店長の若林さんと主任の小嶋さん。基本的な説明は小嶋さんにしていただいた。

[さゆり] どんなものを売っているのですか?

[小嶋] 日本HPやゲートウェイ、eMachinesといったメーカー製パソコンをはじめ、パーツ類、プリンターなどの周辺機器、そしてBTOでカスタマイズ可能なオリジナルブランド“eX.computer”などを販売しています。

[さゆり] BTOって?

[編集] “Built To Order(受注生産方式)”ってこと。

[小嶋] はい。安心の高品質パーツを使って、お客様の希望通りにパソコンを仕上げることができます。ゲーム仕様などが大人気です。

[さゆり] eX.computerは売れているんですね。

[小嶋] 通常よりも数万円安くなったりと、セールも積極的に実施していますので、購入されるお客様は多いですよ。

入り口を入ったすぐのところには、プリンターなども展示
入り口を入ったすぐのところには、プリンターなども展示。6色インクに対応したエプソンの『PM-G720』が夏祭り特価で1万2800円だった
さゆりちゃんが触っているのが、オリジナルブランドのeX.computer。
さゆりちゃんが触っているのが、オリジナルブランドのeX.computer。ショップとしても力を入れているので、1階にも展示されている

ショップは全5フロア構成。1階はメーカー製パソコンのほか、プリンターやMP3プレーヤーなど自作を目的としない層にも幅広く対応している。無料で入会できる“eX.会員”になれば大幅な値引きとなる商品も多く、2万5800円で売られている5GBのHDDを搭載したデジタルオーディオプレーヤー『Creative Zen Micro』が4000円引きの2万1800円、2万979円のバッファロー製TVキャプチャカード『PC-MV7DX/PCI』がやはり4000円引きの1万6979円となっていた。eX.会員価格は有効に活用すれば、かなりいい買い物ができるだろう。

エレベーター付近にフロア構成を記した案内表が貼られている
エレベーター付近にフロア構成を記した案内表が貼られている。「自作関連の商品は2階と3階になっているようです」(さゆり)
2階のPCパーツフロア
2階のPCパーツフロア。中央部にはマザーボードが陳列され、主要な製品はショーケースによって内部を展示。外周部に周辺機器やサプライ製品など、秋葉原ライクなレイアウトといえる

eX.computerの中で、とくに注目を集めるのがハイスペックな“Gamers”シリーズ。現在、人気のオンラインゲーム『FINAL FANTASY XI』『リネージュII』『EverQuestII』などの動作保障スペックをクリアし、快適にプレイできる環境が手に入る。価格帯は12万円くらいからと決して安くはないが、ウェブサイトで見積もりを出してからショップに足を運ぶといった熱心なお客が絶えない。たとえばFINAL FANTASY XI推奨モデルでは、チップセットに915Gを採用したPentium 4 540J(3.2GHz)、1GBのメモリー、160GBのHDD、ビデオカードにnVidia GeForce 6600(128MB)を搭載したモデルがOS付きで11万4240円。上位モデルは945Gを採用し、64bitに対応したPentium 4 650(3.4GHz)を搭載して14万6790円だった。基本的なスペックは同じだが、EverQuestII推奨モデルはビデオカードのグレードが上がる。ATI RADEON X700 Pro(256MB)モデルが12万4740円、nVidia GeForce 6800(256MB)モデルが15万990円となっていた。

eX.computerの中で注目を集めるのがハイスペックな“Gamers”シリーズ
eX.computerの中で注目を集めるのがハイスペックな“Gamers”シリーズ。「このGamersモデルで表示される画面、ふつうの家庭用ゲーム機よりも断然きれい!!」(さゆり)
ドライブを出し入れして遊ぶさゆりちゃん。このモデルに採用されるドライブは、2層式の書き込みに対応した16倍速のDVDスーパーマルチドライブ
ドライブを出し入れして遊ぶさゆりちゃん。このモデルに採用されるドライブは、2層式の書き込みに対応した16倍速のDVDスーパーマルチドライブ
FINAL FANTASY XIが快適にプレイできるように組まれた推奨モデル
FINAL FANTASY XIが快適にプレイできるように組まれた推奨モデル。購入特典としてオリジナルのCDケースがプレゼントされる
FINAL FANTASY XIより強力なスペックとなったEverQuestII推奨モデルの構成例
FINAL FANTASY XIより強力なスペックとなったEverQuestII推奨モデルの構成例。細かいパーツの変更などカスタマイズにも応じている

「ありがたいことに、ネット上の各掲示板でゲームマシンならGamersがいいと言われているんですよ。指名買いもあるほどです」
人気の理由をこう語る小嶋さん。「Pentium 4など高性能なCPUと、なるべく新しいビデオカードが入ったものを薦めています」とゲームマシンを買う際のアドバイスをしてくれた。



同じくフロアは3階。eX.computerの終えてひと息ついたさゆりちゃんだったが、次はディスプレーの調査に移ってもらう。

まずは一番目立っていたシャープの32インチ液晶ディスプレー『IT-32M2』(20万9800円)。TVチューナーを内蔵した超大型のディスプレーだが、ミニD-Sub15端子なども装備しているので、パソコン用としても利用可能。パソコンとの同時購入で1万円引きの19万9800円になる。ショップでは、ASUSTeKのSocket 478対応ベアボーン“S-presso(エスプレッソ)Deluxe”に接続されて操作できるようになっていた。S-presso Deluxeはフロントにタッチパネル式のインターフェースを装備し、OSが起動していない状態でもリモコン操作ができる。CPU、メモリー、ドライブ類を抜いたベアボーンの価格は3万7800円だった。

リモコンを片手に画面を見上げるさゆりちゃん
リモコンを片手に画面を見上げるさゆりちゃん。「こんな大きなディスプレーでパソコンが操作できると、ちょっと不思議な感じがします」(さゆり)
S-presso DeluxeにはOSにWindows XP Media Center Editionが入っており、リモコン操作にも対応していた
S-presso DeluxeにはOSにWindows XP Media Center Editionが入っており、リモコン操作にも対応していた

15〜19インチの通常のディスプレーもかなりの台数を展示。現在は17インチよりも19インチのほうがよく売れる。1日3台の限定だったが、ロジテックの『LCM-T191AS』が2万9980円。小嶋さんは「たぶん北海道では最安値。セール期間中はこうした目玉商品を目当てに並ぶお客さんも多いので、どんどん安く出したいですね」と語っていた。ほかにも17インチ最安値として、ブルウィル製『729A』が2万1980円などが目を引く。
ディスプレーのコーナーの上を見上げると、大きさごとのお薦めランキングをボードで表示。それぞれのトップは19インチがBenQの『FP931D』(3万7800円)、17インチがアイ・オー・データの『LCD-A173VB』(3万4800円)、15インチがノーブランドの『J1500H』(1万9800円)となっていた。ブランドよりも価格に主眼が置かれているようだ。

いろいろ並んでいますが、やっぱりTVも見たいからなるべく大きなのがいいなあ
「いろいろ並んでいますが、やっぱりTVも見たいからなるべく大きなのがいいなあ。それにしても、17インチと19インチってあまり値段変わらないんですね……」
ディスプレーのお薦めランキング。売り場でどれにするか迷った時は、このボードを見て参考にするといいですね。店員さんにも相談しましょうね
「ディスプレーのお薦めランキング。売り場でどれにするか迷った時は、このボードを見て参考にするといいですね。店員さんにも相談しましょうね」(さゆり)

2階にあるキーボードコーナーでも小嶋さんに説明を受けているさゆりちゃん。キーボードもミネベア、FILCO、東プレなど、自作ユーザー好みのセレクト。近所に北海道大学があるので、PFUの“Happy Hacking Keyboard”の指名買いなどもあるそうだ。

[さゆり] キーボードはどれがいいですか?

[小嶋] キーの感覚は個人差がありますから、実際に触ってもらうのがいいですね。男の人なら大きなもの、女性ならタッチの軽いものがいいと思います。

[さゆり] 売れているのは?

[小嶋] ミネベアの『CMY-6D4Y6/B』(4280円)ですね。昔の98シリーズから受け継がれているキータッチが滑らかさが特徴で、確実に入力できます。

[さゆり] こちちのカチカチするのは?

[小嶋] メカニカルタッチですね。クリック感が強いので人気があるのですが、音がするので、静かな場所には向いていないかもしれません。

[さゆり] 私は好きですけど、この感触。いかにも打ってるって感じがして(笑)

いろいろなキーボードを触って熱心に触って説明を聞いている。
いろいろなキーボードを触って熱心に触って説明を聞いている。カチカチしたメカニカルタイプが気に入った様子だ
さゆりちゃんが左手で触っているのがメカニカルタッチのFILCO『FKB108Z』(6980円)、手前がUSBハブ付きのサンワサプライ『SKB-SL05UHW』(6280円)
さゆりちゃんが左手で触っているのがメカニカルタッチのFILCO『FKB108Z』(6980円)、手前がUSBハブ付きのサンワサプライ『SKB-SL05UHW』(6280円)

ショップでは省スペースで人気のキューブ型ベアボーンも多数取り揃えている。なかなか気が利いているのが、ほとんどの製品の内部を見せて展示してあるところ。限られたスペースにどんなパーツが入るのか、分かりやすいように配慮されている。すべてのパーツを込みにすると決して安くはないので、平均的な予算は10万円程度と意外と高め。モニターをセットにして購入していく人が増えているという。ショップとしてのお薦めは、BTX規格のShuttle製『SB86I』(3万6980円)。「空気の流れを一本化し、廃熱に優れたBTXは売れていますね。このSB86Iはキューブ型ですが、HDDを2基搭載できるので人気です」と小嶋さん。

Shuttleの『SK83G』(3万6980円)の中にはなぜかコアラのぬいぐるみ
Shuttleの『SK83G』(3万6980円)の中にはなぜかコアラのぬいぐるみ。さゆりちゃんもプニプニ触っていました
キューブ型ベアボーンはカバーを外して中身が見えるように展示されている
キューブ型ベアボーンはカバーを外して中身が見えるように展示されている。買う側にとってはありがたい配慮といえるだるう

その他、プロの目で選んだ基本セットをベースに、自分好みのパーツを選んで構成するセット“自給自作”シリーズなども人気。“Model 915”の“Hi-gradeモデル”の構成例では、マザーボードにMSI製の『915G Neo2-Platinum-M』、CPUにPentium4 540J(3.2GHz)、1024MB(512MB×2)のメモリー、200GBのHDDなどを搭載してOS付きが9万5980円。組み立ては同梱されるマニュアルを読んで各自が行うが、セット購入時にプラス5000円でショップが代行してくれる。たまにキャンペーンで無料になったりもするそうだ。

オリジナルとなるeX.ブランドのUSBオプティカルマウス『IR-7210J』。
オリジナルとなるeX.ブランドのUSBオプティカルマウス『IR-7210J』。チルト対応で1680円。USBをPS/2に変換するアダプター付き
店長お勧めマザーボード”と銘打たれたインテル『D955XBKLKR』(2万9480円)。
“店長お勧めマザーボード”と銘打たれたインテル『D955XBKLKR』(2万9480円)。デュアルコア対応でDDR2 677、SATA2、IEEE1394bなど、最新規格で武装するハイエンドマザーボードだ
HDDの買い取り価格表。各メーカー共通で3.5インチのIDEなら300GBが9800円、160GBが4500円、80GBが2600円。2.5インチは80GBが8500円、40GBが5500円と割高
HDDの買い取り価格表。各メーカー共通で3.5インチのIDEなら300GBが9800円、160GBが4500円、80GBが2600円。2.5インチは80GBが8500円、40GBが5500円と割高
自給自作のパーツセットの構成例。カスタマイズする人のために、希望のパーツを記入して見積もりを出すメモも用意する
自給自作のパーツセットの構成例。カスタマイズする人のために、希望のパーツを記入して見積もりを出すメモも用意する


■DO-夢

最初の調査を終え、札幌駅の地下街でひと息つく調査隊。地下街を走る通路も広く、休憩するためのスペースも設けてある。実はこの日は、札幌まつり2日前。さゆりちゃんはあの赤いトランクに浴衣を詰めて持ってきたそうだ。浴衣を着て街を歩くというのも10代の女の子ならでは。ちょっとその姿が見たくなってしまった調査隊のメンバー。地下街を出たところにある美容院までさゆりちゃんを連れて行き、髪の結衣上げと着付けが終わるまで小1時間程度を待つことにした。

美容院から出てきたさゆりちゃんは、艶やかなブルーの浴衣姿。きれいに結い上げられた髪も似合っていて、今までとはかなり印象が違う。少し大人の雰囲気もあるかな……?

浴衣
浴衣

北海道調査の2店目は『DO-夢(ドーム)』。ショップの所在地は札幌駅から少し離れたJR苗穂駅より徒歩で5〜6分程度。交差点付近にあり、敷地の一番外側にクマの絵が描かれたピンク色の大きな看板が設置されている。国道12号線から少し入ったところにあるが、車で来る場合もそれほど迷わないでたどり着けるはずだ。ショップはワンフロア構成で、外には広い駐車場スペースも完備されている。


ショップの入り口付近にも“いらっしゃいませ”の看板。「クマがかわいいけど……ここで本当にパソコンが売っているのかな? ちょっと不思議」(さゆり)
髪の結い上げも着付けもバッチリで、その後ろ姿には色気も
髪の結い上げも着付けもバッチリで、その後ろ姿には色気も……漂う!?

実はこのDO-夢、HDDケースやキーボードといった周辺機器でよく知られている(株)センチュリーの直営店。かつては中古のMac専門店だったが、3年ほど前にリニューアルしてスタートさせたという。シンボルは看板にもなっているクマ。なぜクマなのか? ショップで働く常岡さんと生田さんの2人にさゆりちゃんが話を聞いてみた。

(株)センチュリーの札幌営業所 DO-夢 ウェブ通販部の常岡太郎さん(左)と、同・生田美幸さん(右)
(株)センチュリーの札幌営業所 DO-夢 ウェブ通販部の常岡太郎さん(左)と、同・生田美幸さん(右)
クマの秘密に迫ろうと真面目に話を聞いていくさゆりちゃん。
クマの秘密に迫ろうと真面目に話を聞いていくさゆりちゃん。パソコンショップだが、こうしたグッズ関係の話なら現役女子高生は得意だ

[さゆり] パソコンショップなのにクマ。なぜですか?

[常岡] パソコンショップは取っ付きにくい印象があるので、もっと広い層に受け入れられたら……と愛嬌のあるクマをキャラにしてみました。正式には“くまちん”といいます。

[さゆり] 誰が考えたのですか?

[常岡] 当店の店長(田村さん)です。店長自らくまちんを装い、ウェブサイトを更新しているんですよ。おかげでショップのテイストをずいぶん知ってもらえるようになりました。

[さゆり] 店内にはぬいぐるみのショーケースもあって、かなり種類が豊富ですよね。

[生田] くまちんには仲間がいっぱいいるんです。彼女はいないんですけど……(笑)。グッズはぬいぐるみのほか、マグカップ、ケータイ用ストラップなどを用意しています。

[さゆり] これは購入できるんですか?

[生田] 非売品もありますが、購入できるものが多いです。くまちんグッズを買いに来る家族連れやカップルも増えてきました。

くまちんのカタログ『くまちんダヨッ!』を熱心に読んでいる
くまちんのカタログ『くまちんダヨッ!』を熱心に読んでいる。オールカラーで全12ページ。くまちんの生い立ちなどもこれでわかる!
このカタログは東京ビッグサイトで行われた「ギフトショー2003」用に制作されたもの
このカタログは東京ビッグサイトで行われた「ギフトショー2003」用に制作されたもの。ウェブ通販でも210円で購入可能だったりする
“くまちん博物館”と名付けられたグッズの展示コーナー。
“くまちん博物館”と名付けられたグッズの展示コーナー。クッションやキーホルダー、ぬいぐるみなど、驚くほどのバリエーション
「これ欲しいな〜!!」。巨大なくまちんクッションを抱えてご機嫌のさゆりちゃん
「これ欲しいな〜!!」。巨大なくまちんクッションを抱えてご機嫌のさゆりちゃん
ひと口にくまちんといっても、さまざまな仲間がいる。
ひと口にくまちんといっても、さまざまな仲間がいる。一番人気は左から3番目の“安田熊”。おやじっぽさが人気の秘訣か!?
眠る姿がかわいい“Babyくまちん”は4年前のモデルだが、根強い人気でついに復刻決定
眠る姿がかわいい“Babyくまちん”は4年前のモデルだが、根強い人気でついに復刻決定。3549円で購入できる

さて、肝心の取り扱い商品に関してだが、元がMacの中古専門店だったというだけあってMac関連商品は北海道でも1、2位を争うレベル。ずらりと揃ったPowerMac G4やiMacの展示コーナーは、秋葉原でもそうはお目にかかれないだろう。たとえばCPUにPowerPC G4 450MHz×2(デュアル)を採用した『PowerMac G4/450 Dual(M7892J/A)』は5万9800円。メモリーは128MB、HDDは40GBでDVDドライブも付いていた。また、PowerPC G4 400MHzの『PowerMac G4/400(M7641J/A)』は4万4800円。こちらはMOドライブが内蔵されている。

初期型のiMacに関しては全体的に1万円以下とお買い得。『iMac G3/333(M7440J/A)』が7350円、『iMac G3/266(M7391J/A)』は5250円だった。iMacのカラーはブルーベリーが多いようだ。

揃いも揃ったPowerMac G4の中古品。3段の棚がすべて埋まっているので、その在庫は50台以上
揃いも揃ったPowerMac G4の中古品。3段の棚がすべて埋まっているので、その在庫は50台以上。「こんなに同じパソコンがあると、どれを選んでいいのか迷っちゃいそう」(さゆり)
中古のiMacに両脇をはさまれるさゆりちゃん。「安いものは5250円なんてのも……。いいんですか、この値段で?」(さゆり)
中古のiMacに両脇をはさまれるさゆりちゃん。「安いものは5250円なんてのも……。いいんですか、この値段で?」(さゆり)

Windowsのノートパソコンに関しても中古の品揃えは充実。CPUにCeleron M 1.3GHz、256MBのメモリー、30GBのHDDにコンボドライブを搭載したIBMの『ThinkPad R50e 1834-63J』は8万6800円。古いモデルではCeleron 450MHz、128MBのメモリー、12GBのHDDを搭載した『ThinkPad 240X 2609-51J』が8800円。リカバリーCDやドライブ類が欠品しているものの、かなりお買い得といえる。ノートパソコンの品揃えはIBMが多いようだ。デスクトップ型ではCeleron 2.8GHz、512MBのメモリー、160GBのHDDを搭載した『SONY VAIO VGC-M22/W』が欠品なしの状態で10万5800円だった。

ソニーのVAIOや富士通のBIBLO、東芝のDynaBookなど、比較的新しいものほどメーカーのバリエーションも豊富。古いものはIBMのThinkPadと日立のフローラが多かった
ソニーのVAIOや富士通のBIBLO、東芝のDynaBookなど、比較的新しいものほどメーカーのバリエーションも豊富。古いものはIBMのThinkPadと日立のフローラが多かった
中古のThinkPadを抱えるさゆりちゃん。「ThinkPadは“大人の翼”がキャッチコピーだから、さゆりちゃんには少し早いかも」。「えっ〜、そんなヒドイ!!!」(さゆり)
中古のThinkPadを抱えるさゆりちゃん。「ThinkPadは“大人の翼”がキャッチコピーだから、さゆりちゃんには少し早いかも」。「えっ〜、そんなヒドイ!!!」(さゆり)


「値付けは他店の価格も参考にして、頭ひとつリードする努力をしています。安く出しますから、食い付きはいいですね」
そう語る常岡さんによれば、よく売れているのは3〜4万円台のノートパソコン。CPUはPentiumIIIの700〜800MHz程度となるが、インターネットやメール用途ならこれでも十分だろう。最近はショップで買い取りの強化をしてるので、現行機種できれいなものも増えてきているそうだ。中古に関しては最長30日の保証も受けられる。また、店内に展示されているものは基本的にウェブ通販でも購入可能だ。

こちらは中古のディスプレー。シャープの15インチ『LL-T1520-H』が1万4700円
こちらは中古のディスプレー。シャープの15インチ『LL-T1520-H』が1万4700円。保証期間はやはり30日だ

ところでMacに関しては新品を展示するコーナーも設けてあるのだが、そこに見慣れないレトロなマシンを発見した。店員に聞いてみると、アップルコンピュータ設立20周年を記念して作られたモデル『twentieth anniversary Macintosh(M4934J/B)』だという。全世界で1万2000台の限定生産。その時点で金型を棄てるというほどのプレミアモデルで、当時の価格は驚くなかれ88万8000円。本体には12.1インチの液晶ディスプレーほかスピーカーも内蔵させ、CPUにPowerPC 603e 250MHz、メモリーは標準で32MB、HDDは2GBというスペック。かなりの掘り出し物といえるが、おそらくすぐに買う人が現れるだろう……。残念……。価格はまだ付けられておらず、店員によれば「もう8年も前のモデルだし、7〜8万円くらいじゃないですかね」とあっさり。

手前のキーボードのパームレスト部は革張りという豪華仕様。
手前のキーボードのパームレスト部は革張りという豪華仕様。BOSEと共同開発のサウンドシステムを採用し、サブウーファーも付属する
「これが7〜8万円かあ……。昔はずいぶん高かったんですね。
「これが7〜8万円かあ……。昔はずいぶん高かったんですね。私はもう少し画面が大きいほうがいいなっ……」

iPodやiPod miniの中古品もそうだが、FireWire800&400とUSB 2.0に対応した外付けHDDなど、はやりMac関連の製品も多い。生田さんによれば、「ジャンクになりますが、Mac純正の中古ドライブなんかも売れますね。単にアップルコンピュータのマークが入っているというだけのドライブなんですが、狙いすましたかのように買っていく人もいらっしゃいます」とのこと。基本的に中古は気合を入れて仕入れているそうで、今後はもっと認知度を高めていきたいと話していた。

iPodの中古を展示したショーケース。上段のiPod miniは4GBのモデルが1万7315円〜。
iPodの中古を展示したショーケース。上段のiPod miniは4GBのモデルが1万7315円〜。下段のiPodは第3世代の40GBモデルが2万4800円
FireWire 800&400とUSB 2.0に対応した外付けオリジナルHDD“OX-FORD”シリーズ
FireWire 800&400とUSB 2.0に対応した外付けオリジナルHDD“OX-FORD”シリーズ。HDDはMacフォーマット済みで、160GBモデルが1万9980円
iPod shuffle用のケース『Bumperz』は2100円。シリコンラバー素材で5色のカラーバリエーションが入っている
iPod shuffle用のケース『Bumperz』は2100円。シリコンラバー素材で5色のカラーバリエーションが入っている
ノートパソコン用の冷却アイテムも充実。アーベルのクーラーパッド『NCLA4LBK』は2500円程度、ファン付きのエレコム『TK-CLNA4』は6980円
ノートパソコン用の冷却アイテムも充実。アーベルのクーラーパッド『NCLA4LBK』は2500円程度、ファン付きのエレコム『TK-CLNA4』は6980円
センチュリーのUSB 2.0対応外付けHDDケース『CSL35U2』にHDDを入れたオリジナル商品
センチュリーのUSB 2.0対応外付けHDDケース『CSL35U2』にHDDを入れたオリジナル商品。80GB(9800円)/160GB(1万2570円)/250GB(1万7980)の3タイプがあった
おたのしみ袋の中身はキッズ用のコスメセット。アイブロウ、マニキュア、ネイルペンシル、ヘアアクセサリーなどの詰め合わせで1袋480円。2袋以上なら400円だ
おたのしみ袋の中身はキッズ用のコスメセット。アイブロウ、マニキュア、ネイルペンシル、ヘアアクセサリーなどの詰め合わせで1袋480円。2袋以上なら400円だ

自作パーツの品揃えはそれほど多くなく、入り口のカウンターの側にHDDなどを展示。Maxtorの『6L120PO』(120GB)が8900円、『6L160PO』(160GB)が9600円、『6L250RO』が1万3600円、Seageteの『ST3120026A』(120GB)が8800円となっていた。こちらは中古ではなく現金特価の新品。CPUではPentium 4 630(3.0GHz)が2万6250円。全体的には若干割高の印象である。

プリンシェイクが
プリンシェイク
カウンターの前に置いてあったPinguの小型冷蔵庫を熱心に見ているさゆりちゃん。中には、不思議デザートのポッカ『プリンシェイク』が入っていた。120円で販売中。「これ、振ってから飲むんですよ!」(さゆり)

[常岡] ところでね、うちは海産物も売っているんですよ。

[さゆり] はっ?

[生田] スタッフが食べてみておいしかったものを仕入れて販売しているんです。

[さゆり] それって大丈夫なんですか?

[生田] はい、ショップとしては問題ありません!

[常岡] うちは何でもやるんですよ(笑)。儲かるから仕入れるのではなく、面白いから仕入れる。おいしいと感じたものをもっとみなさんに知ってもらいたいじゃないですか。

[さゆり] 売れているんですか?

[生田] ほっけやイクラの醤油漬け、ジャガイモはすぐに売れちゃいましたね。今はスープカレーが一押しです。


じつは海産物の値段は意外と高め。たまたま在庫していたヒメ鱈は700円、ツボ鯛は2枚で1500円となっていた。「ナマ物を扱うパソコンショップって、北海道ならでは? それともココが特殊なの?」(さゆり)

海産物に関しては、馴染みの海鮮問屋から仕入れているという。一押しのスープカレーも個人向けのものをロット単位で卸しているそうだ。こうした食べ物は店頭だけでなく、ウェブサイトでも販売中。パソコンとは次元を別にして、固定ファンもけっこういるというから驚きだ。ショップに入ってきて海産物だけを買って帰るという強者もいるとかいないとか……。

前列の常岡さん、生田さんをはじめ、DO-夢で働くスタッフのみなさん
前列の常岡さん、生田さんをはじめ、DO-夢で働くスタッフのみなさん。従来のパソコンショップの概念を打ち破る思い切りのいい経営スタイルは、調査隊一同も脱帽!

くまちんに海産物にスープカレー。よく考えるとかなり女性向きな品揃えのショップといえるかもしれない。店内の雰囲気も明るく、女性スタッフも割と多め。「サポートがものスゴく親切ですよ!!」と常岡さんは語るが、親身な接客もDO-夢の特徴の一つ。ウェブサイトでスタッフが書き込む日記の人気も上々だ。



DO-夢の調査を終了した頃にはもう夕方。少し日も落ちてきた。夕食にはまだ早いが、カニを食べてみたいというさゆりちゃんのため、市場まで足を運んでみた。札幌にはいくつかの市場があるが、今回行ったのは二条市場と呼ばれるところ。正式名称を「札幌二条魚町商業協同組合」といい、各店の軒先には獲れたばかりのタラバガニ、毛ガニをはじめ、ウニ、ほっけ、ホタテなどの海産物がどっさり。さっそくカニの物色を始める……。

浴衣姿の女子高生が市場でカニの物色……ある意味シュールな絵ではないでしょうか
浴衣姿の女子高生が市場でカニの物色……ある意味シュールな絵ではないでしょうか?
カニを実際に指で触るさゆりちゃん。親切な市場のおじさんがタオルを持ってきてくれました
カニを実際に指で触るさゆりちゃん。親切な市場のおじさんがタオルを持ってきてくれました

今回、市場に出ていたカニは、大別して大きなタラバガニと小さな毛ガニの2種類。食いでのあるのはタラバガニだが、毛ガニのほうがまろやかでおいしいという声もあり、好みは分かれるところ。値段は大きさにもよって異なり、大体5000円〜1万5000円くらい。中には2万円を超えるものもあった。また、意外と高かったのがホタテの貝柱。1袋8000円なんてのもあったりして、調査隊を驚かせていた。


さゆりちゃんの顔よりも大きなタラバガニ。こんな大きなカニを実際に手に取って見る機会はなかなかないだろう

[編集] さゆりちゃんはカニが好きなの?

[さゆり] もう、大好きですよ! 以前家族で食べたことがあったのですが、その時は私一人でいっぱい食べちゃって。

[編集] 今回も一人で食べまくるつもり?

[さゆり] えへへ……。

市場では買ったカニをその場で食べられるよう、店内にテーブルを設けてあるところもある。一行が入った店の中には、スポーツ選手やタレントなどのサイン色紙がたくさん置いてあったので、なかなかの有名店のようである。

早くこないかな〜
「早くこないかな〜、カニ……カニ……」
コレ、コレ
「コレ、コレ」
う〜ん…お・い・ひ・い…
「う〜ん…お・い・ひ・い…(涙)」
何か喋ってよ
「何か喋ってよ」(編集)「……(笑)」(さゆり)
閉店間際だというのに、お店の人に頼み込んでその場で食べさせてもらうことに。まずは空っぽの発泡スチール皿が用意された。そのまま待っていると、さばいたばかりのタラバガニが運ばれてくる。さゆりちゃんはどんどん手づかみでタラバガニ食べていく。8本ある足のうち、半分くらいが彼女のお腹の中に入ってしまった

[編集] 満足した?

[さゆり] うん、大満足!!

[編集] 食べすぎだよ……。よくもまああれだけ食べたもんだ。

[さゆり] うっすら塩味で、そのままでもおいしかったじゃないですか。やっぱり北海道に来てよかった!

カニ以外の海産物
カニ以外の海産物。新物の時鮭は5500円〜6000円、新巻鮭は5500円だった。一番上にあるスライスされた紅鮭は3000円〜3500円
帰りがけに珍味のもらい食い
「帰りがけに珍味のもらい食い(試食)、へへ」。ほかにも夕張メロン飴なども食べていました

二条市場から出ると、今度はお待ちかねの夕食。さゆりちゃんにとって、さっきのカニは単なるおやつにすぎない。海産物を食べたので、今度は陸の味を楽しませてほしいと懇願する彼女に負け、ビールとジンギスカンで知られるサッポロビール園に行ってみることにした。二条市場からタクシーで10分程度。二条市場ほか、大通公園などを周回する専用バスも用意されていた。サッポロビール園は1890年に精糖工場として創設されたが、のちにビール製造工場へと変化。大正、昭和期には主力工場として活躍した。現在は当時の工場をそのまま再現した巨大ホール“開拓使館”などを中心に、ジンギスカンなどが食べられるビアホールとして親しまれている。

開拓使時代の面影を残す赤レンガが特徴の開拓使館をバックに。巨大な煙突も見える
開拓使時代の面影を残す赤レンガが特徴の開拓使館をバックに。巨大な煙突も見える
これが開拓使館の入り口
これが開拓使館の入り口。園内にはこの開拓使館のほかにもいくつか建物があり、それぞれで料理を楽しめる

一行が入った開拓使館は、巨大なビールの仕込み釜“ケッセル”があり、まさにビール園の醍醐味が味わえる建物。大正時代にタイムスリップしたかのような感覚にとらわれる。オーダーするのはもちろんジンギスカン。底なし胃袋のさゆりちゃんのことを考え、編集は密かに食べ放題をチョイスした。

ジンギスカン
ジンギスカン
ジンギスカン
ジンギスカン
ジンギスカンはラム(羊肉)を、中心部に向かって底が盛り上がったジンギスカン鍋で焼いて食べる。鍋のてっぺんにた乗せたラムの脂肪が鍋全体に行き渡ったところで、野菜などを乗せて焼き始める。ラムはあまり焼きすぎず、ほどよいところがおいしい。さゆりちゃんが何枚食べたのかは未確認だが、気がついたら満腹状態でピースサイン。「ジンギスカンって、今流行ってるじゃないですか〜」


TWOTOP札幌店

明けて翌朝。調査は『TWOTOP札幌店』となっていたが、予定よりも1時間程度早いようだ。ショップの所在地は札幌駅付近で、北海道大学の札幌キャンパスの向かい側。時間もあるので、日本有数の敷地面積を誇るこのキャンパス内を散策してみることにした。高校3年生で大学進学を目標にするさゆりちゃんには、社会勉強も兼ねていてちょうどいいかも。

[さゆり] ちょっとココ、本当に大学なんですか?

[編集] そうだよ。東京の大学ばかりをイメージしていると、全然違った印象だと思うけどね……キャンパス広いでしょ。

[さゆり] もう、広いなんてもんじゃありませんよ!

[編集] 学生は自転車を使って移動する場合が多いね。夏なんかキャンパス内でふつうにバーべキューをしている人だっているくらいだ。来年、(試験に合格して)行きたくなった?

[さゆり] うっ……。レベルが高そう

キャンパス内にあるポプラ並木道。大学とは思えないほどの自然が広がる
キャンパス内にあるポプラ並木道。大学とは思えないほどの自然が広がる。奥は農場になっている
後ろにはトラクターも見える
後ろにはトラクターも見える。「この景観、大学じゃないみたいです、本当に」

TWOTOP札幌店は、北大正門前の道をはさんだ反対側。札幌駅はJRのほか、地下鉄南北線も走っているのでアクセスは非常にいい。ショップは秋葉原では見慣れた赤の看板が目立つので、遠くからでもよくわかる。大きなビルの1階部分がショップになっているのだが、建物全体がおしゃれな雰囲気になっているので気軽に立ち寄れる印象だ。

TWOTOP札幌店
TWOTOP札幌店

ショップはガラス張りになっていて開放感にあふれている。道路側から見た入り口はそれほど大きくないが、奥に長く伸びるレイアウトになっている。外側にはフロア案内図も設置し、ショップ内のどこにどんなパーツが置いてあるのかひと目で把握できるようになっていた。


「ViPシリーズはパーツのまま持ち帰る場合は1000円引きになるんですって! 腕に自身のある組み立て派はぜひ」(さゆり)

オープンしたのは今年の4月28日。「秋葉原価格を札幌でも」を標榜し、定番の商品はもちろん、コアな商品を目当てにくる人のためのジャンクなども幅広く取り揃えている。対応してくれたのは店長の沖澤さん。仕様があらかじめ決められている即納モデル“XCute(エクスキュート)”シリーズほか、こだわり派のためにカスタマイズが可能な札幌店オリジナルのBTOモデル“ViP”シリーズなどに力を入れていると話してくれた。ViPはコストパフォーマンス勝負。キーボードやOSは別売りだが、Celeron D 315(2.26GHz)に256MBメモリー、80GBのHDDのモデルが3万2800円。Pentium D 830(3.0GHz)に1GB(512×2)のDDR2メモリー、200GBのHDDを搭載したモデルでも8万7800円だった。

XCuteでの売れ筋は3〜6万円台のエントリー〜ミドルクラス。CPUにCeleron D 330(2.66GHz)、256MBのメモリー、40GBのHDDを搭載したモデルで2万9800円。OSと17インチディスプレーのセット価格が6万5800円となったいた。グレードを上げてPentium 4 530J(3.0GHz)、512MB(256×2)のメモリー、160GBのHDDとしたモデルで6万4800円。やはりエントリークラスのコストパフォーマンスが光る。

ディスプレーとともに展示されるXcuteシリーズ
ディスプレーとともに展示されるXcuteシリーズ。OS&ディスプレーのセットで購入していく人も多いという
さゆりちゃんが見ている白いケースは、札幌店だけの特価品であるV-TECHの『BB577MW』。
さゆりちゃんが見ている白いケースは、札幌店だけの特価品であるV-TECHの『BB577MW』。400Wの電源付きで4980円

[さゆり] ノートパソコンも置いてあるんですね。

[沖澤] はい。これは“ViP Note”シリーズといって、カスタマイズ可能なBTOモデルとなっています。

[さゆり] どんな特徴があるのですか?

[沖澤] たとえば“ViP Note MW”シリーズ。12.1インチのクリアワイドパネル(1280×800ドット)で、小さくても表示領域が広くて使いやすいと思います。ちょうどホワイトモデルが出たばかりですね。重さも1.6kgで女性にも持ち運びがしやすいようになっていますよ。

[さゆり] BTOってことは、自分の好きな仕様に変えられますよね?

[沖澤] そうですね。CUPのアップグレードやメモリー、HDDの増設などができます。

さゆりちゃんが持っているViP Note MWシリーズ
さゆりちゃんが持っているViP Note MWシリーズは、CPUにCeleron M 350(1.3GHz)、256MBのメモリー、40GBのHDDを搭載した『C3153/CB』。とくに液晶パネルがクリアタイプになっているのがお気に入りだった様子
価格は11万5290円
価格は11万5290円。OSが別売りとなるため、初めて購入する人は注意したい。Windows XP Home Edtionでプラス1万円程度だった

ところで、ショップとしてはViPシリーズのカスタムモデルにも力を入れていたりする。どんなパーツをセレクトするのかは「店員の趣味です」というが、その思い切りのよさはコアなマニアを十分に満足させるレベル。調査時に札幌店オリジナルカスタムモデルとして展示されていた“ViP Specialized PC for GAMERS”の『VIP-U-571/7800GTX』は16万9800円だったが、型番からわかるとおりビデオカードにnVidia GeForce 7800GTXを搭載し、HDDはRAIDの160GBという豪華仕様。

店員の安井さんと一緒に
店員の安井さんと一緒に。札幌店のオリジナルカスタムモデルは一応ゲーム仕様ということになっていたが、「むしろ何でも来いモデル」と補足されていたのは面白かった
採用するケースは、側面が透明のクリアパネル。
採用するケースは、側面が透明のクリアパネル。内蔵されたブルーのCPUファンが光っていてとにかく派手である


ジャンク扱いとなってしまうが、掘り出し物もちらほら。とくに目を引いたのが、電源なしの2980円ケース。5インチベイ×4、3.5インチベイ×2で、さらにシャドウベイ×4という巨大なケースで、随所に冷却用のファンが付いている。剛性も比較的しっかりしており、2980円とは思えないほど。在庫も10台以上あった。

表側のベイはカバー付きで、キーロックも可能なタイプ
表側のベイはカバー付きで、キーロックも可能なタイプ。シャドウベイの中にはすでにファンが実装されていた
数が出るXcuteシリーズは店内にも多数の在庫。
数が出るXcuteシリーズは店内にも多数の在庫。低価格のエントリークラスのほうが在庫も多いようだ

ケースのほか、メモリーやマザーボードに関してもジャンクを発見。MSI製『PT880 Neo-FISR』などは店頭でワゴンセールとなっていて2000円。カウンター前にはTranscend純正の256MBのメモリーが1980円となっていた。その他特価品として、シグマA・P・Oシステムの切り替え器『VGAPS2PW』が2980円、三菱製の17インチディスプレー『RDT1710V』が2万9800円、海外製になるが、4倍速対応のDVD-Rメディアが50枚スピンドルで1280円などが展示されていた。

東プレの高級キーボード
東プレの高級キーボード“Realforce”シリーズも展示。テンキーレスのPS/2タイプ『Realforce89』が1万6480円、同USBタイプが『Realforce89U』1万8680円。シリーズ唯一の英語配列『Realforce101』は1万7480円だった
初期不良以外の交換や修理ができないジャンク扱いとなるが、Socket 478を採用したMSI製『PT880 Neo-FISR』が2000円
初期不良以外の交換や修理ができないジャンク扱いとなるが、Socket 478を採用したMSI製『PT880 Neo-FISR』が2000円
64bit対応のPentium 4 650(3.4GHz)、1GB(512×2)のメモリー、250GBのHDD、nVidia GeForce 6800GT(256MB)を搭載したハイスペックなオリジナルモデルは展示品特価で17万8000円
64bit対応のPentium 4 650(3.4GHz)、1GB(512×2)のメモリー、250GBのHDD、nVidia GeForce 6800GT(256MB)を搭載したハイスペックなオリジナルモデルは展示品特価で17万8000円
超目玉商品のジャンクメモリー。Transcend純正でPC2700対応の256MB(レジスタードタイプ)が1980円
超目玉商品のジャンクメモリー。Transcend純正でPC2700対応の256MB(レジスタードタイプ)が1980円!

各パーツ類の価格表は入り口付近のカウンター周辺に設置。このあたりは秋葉原と同じスタイルで、調査時でPentium 4 530J(3.0GHz)が1万9480円、64bit対応のPentium 4 630(3.0GHz)が2万4480円、デュアルコアのPentium 4 D 820(2.8GHz)が2万8480円だった。HDDに関しては、Maxtorの『6L300RO』(300GB)が1万6480円、Seageteの『ST3200826A』(200GB)が1万980円。SATA2対応のHGST『HDS728080PLA380』(80GB)でも5900円となっていて、秋葉原に肉迫する価格だった。

メモリーの価格表
メモリーの価格表。PC3200対応のノーブランド256MBは2680円、同512MBは4980円。SAMSUNGとHYNIXは256MBが3280円と同じだったが、512MBはSAMSUNGが5780円、HYNIXが5480円
ノート用光学ドライブの価格表
ノート用光学ドライブの価格表。2層式に対応したスーパーマルチドライブであるパナソニック『AUJ-840B』は1万7680円。パイオニア『DVR-K15/SP』(1万2800円)、TEAC『DW-224』(8980円)など、1万円前後と価格の安いものほど品切れだった


前の日にあれだけいろいろなものを食べたというのに、翌日もさゆりちゃんの食欲は全開モード。TWO TOP 札幌店を取材したあとにまた時間が空いたので、大通公園に立ち寄ったみた。大通公園は明治時代に火防線として建設された歴史を持ち、札幌市内の東西を約1.5kmほどにわたって走る大きな公園。147.2mの高さを誇るシンボル的なさっぽろテレビ塔もあり、さっぽろ雪まつり、YOSAKOIソーラン祭りの会場としても知られている。

[さゆり] ちょっと、あそこで何か焼いてますよ

[編集] 焼きとうきびじゃないかな?

[さゆり] “とうきび”って何ですか?

[編集] とうもろこしのことだよ。北海道ではそう言うんだけど……ちょうど季節でしょ。収穫したばかりの焼きとうきびはかなりうまい! ほら、あそこに屋台が出ているよ。

[さゆり] ちょっと見てきます!

まだ昼食を食べていなかったのでお腹が空いていたのか、屋台に駆け寄るさゆりちゃん。結局、300円のとうきびを買って戻ってきた。ほかの調査隊のメンバーを横目に、ビニール袋に入れられた焼きとうきびをそーっと取り出すさゆりちゃん。人目もはばからずにかぶりついていた。

じーっとこっちを見てもあげませんよ
「じーっとこっちを見てもあげませんよ!」(さゆり)
ん〜、おいしい!! 
「ん〜、おいしい!! ちょっと熱いけれど、焼いた匂いが香ばしくて何とも……。北海道だと、とうもろこしもひと味違います!」(さゆり)

[さゆり] あ〜、おいしかった! さあ、次は昼食ですよね?

[編集] やっぱり食べるの?

[さゆり] 当然でしょ。まだウニやイクラを食べていないし……。北海道まで来たらぜひ食べておかないと!

[編集] その小さな体のどこにそんな食欲があるんですか!!

地下街で和食の料理屋を見つけて入る調査隊。ランチ時なので比較的メニューは安いが、それでもウニやイクラが乗った丼物は1500円前後。「このウニイクラ丼というのをお願いします!!」。席に着いて開口一番、さゆりちゃんは元気にそう言ってみんなを驚かせた。

新鮮なウニイクラ丼を嬉しそうに食べている。
新鮮なウニイクラ丼を嬉しそうに食べている。ごはんのボリュームもそれなりにあって、さゆりちゃんのような子が食べると多いかもしれないが……見事に完食してました


■ドリームステーション

北海道調査のラストを飾るのは『ドリームステーション』。場所は札幌から少し離れているので、一行は地下鉄南北線に乗り込む。電車に揺られること約10分。車内で少しウトウトし始めたさゆりちゃんを起こしつつ平岸駅に降り立った。

平岸駅の入り口付近
平岸駅の入り口付近。駅の周辺は商店街となっているが、さすがに札幌ほどの規模ではない。ちょっとローカルな雰囲気になってきた
北海道はカラッとしていて過ごしやすいので、歩くもの東京に比べてラク
「北海道はカラッとしていて過ごしやすいので、歩くもの東京に比べてラク!!」(さゆり)

ドリームステーションは平岸駅下車後、国道453号線沿いに歩いていくと5〜6分ほどで着ける。建物の横には2Fに登る階段が伸びており、これが入り口への階段のようだ。秋葉原にあるコアなショップへ入る時と似た緊張感を抱きつつ、いざ調査!!

これがドリームステーション
これがドリームステーション。広い道路を車で走っていも、このブルーの看板はけっこう映えます
階段を登った中2階がショップ
階段を登った中2階がショップになっている

ショップ内のレイアウトはかなりシンプル。カウンターの先に各パーツを置くコーナーがあり、その反対側にCPUやマザーボードが揃えられている。対応してくれたのは店長さん。さゆりちゃんがまずはショップの概要について話を聞いてみた。

[さゆり] ずっとここにショップがあるのですか?

[店長] はい。オープンして6年ですが、当初からこの場所です。当時はゲーム機のパーツなども扱っていたのですが、今はパソコン専門店ですね。

[さゆり] 主にどんなものを扱っていますか?

[店長] ショップブランドのオリジナルBTOパソコンですね。現在はタワー型でハイスペックな“DREAM PILOT(ドリームパイロット)”シリーズ、省スペースを重視してキューブ&スリムケースを採用した“RENAISSANCE(ルネッサンス)”シリーズ、そしてノートパソコン型の“ModernBook(モダンブック)”シリーズをラインアップしています。

[さゆり] でも、店内にパソコンが見えないのですが……。

[店長] うちはネットで買ってくれるお客様が約8割。注文をネットで受けるので、ショップに展示していないことが多いんですよ。

店長さんとネット上のラインアップを見ているが……
店長さんとネット上のラインアップを見ているが……。「これ、すごい種類ですね。こんなにあったら何が何だかわからなくなりそう」

DREAM PILOTなら、Pentium 4 640(3.2GHz)、512MBのPC4200に対応したDDR2メモリー、160GBのHDD、nVIDIA GeForce 6600(128MB)のビデオカードといった構成例で11万2000円。ゲーム向けにグラフィックを強化してあり、このくらいの価格帯が一番よく売れるという。RENAISSANCEなら、スリムケースの“PUNDIT”シリーズ。Pentium 4 3.0GHz、256MBのメモリー、160GBのHDDの構成で6万6000円。ModernBookならPentium M 740J(1.73GHz)、512MBのメモリー、80BGで5400回転のHDDにATI Mobility RADEON X700(128MB)を搭載した『M400A-740M』が17万2000円だった。ディスプレーはSXGA+(1400x1050)対応の15インチ。ノートパソコンでも、やはり大画面でゲームをしたいという要望が多い。なお、これらの製品はすべてOSなしが基本。BTOなので細かいカスタマイズにも応じている。

簡易包装のバルクメモリーは新旧いろいろなものがあって目的のものを探すのが大変
簡易包装のバルクメモリーは新旧いろいろなものがあって目的のものを探すのが大変。モジュールに貼られたシールを参考にチェックするほかない
う〜ん、こっち(左手)は2980円……。
「う〜ん、こっち(左手)は2980円……。みんな同じに見えるのですが、どこがどう違うのかしら?」

個々のパーツではASUSTeKの『Extreme N7800GTX/2DHTV』(6万2880円)とパイオニアの『DVR-109』(6330円)が目玉。「来店してどれにしようか迷うお客さんもいるのですが、ELSAなどに比べるとASUSTeKのほうがビデオカードは出ますね」。また、顧客層の多くは法人関係。一般オフィス向けであったりワークステーションもあったりと、その幅はかなり広い。オフィス向けとしてはSocket 478のPentium 4 2.4GHzなどを搭載したモデルがよく出るそうで、ワークステーション用としては、XeonにSupermicroのマザーボード、メモリー1GB、ミラーリングに対応したRAIDといった組み合わせとなる。「シミュレーターを動かすマシンを組んでほしい」など、北海道大学の研究室向けの納品もあるそうだ。

ビデオカードは棚の2段目にあるが、その上にはさりげなくCPUクーラー
ビデオカードは棚の2段目にあるが、その上にはさりげなくCPUクーラー。よく見るとアルファのヒートシンクなどが売られていて、隠れた目玉になっている
PCI Expressに対応したビデオカードのExtreme N7800GTX/2DHTV(256MB)。
PCI Expressに対応したビデオカードのExtreme N7800GTX/2DHTV(256MB)。nVIDIA GeForce 7800GTXを搭載し、標準でHDTVコンポーネント出力、TV出力、ビデオ入力、2つのDVI出力機能も搭載する

さて、今回の調査はここでおしまい。今回は随分とと元気で食欲のある調査隊員だったが、次回はどの子とどこへいくのやら。




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