Akiba2GO!

冬のアキバで編集部員タイホ寸前!!


2001年1月20日

東京三菱銀行前

 真冬にアキバを歩き回っていると、身体の芯から冷えてくる。特に今日は寒い。雪もパラついてきた。あー寒い。こうなってくると我慢の限界だ。よし、土曜日だしここは露天商の今川焼とブラックの缶コーヒーだと思っていつもの銀行前に行ってみると、そこはバイクの臨時駐輪場になっていた。

 露天商がいない。勝手に代金を置いて勝手に今川焼を持っていくという、実に都会らしい、ビジネスライクなあの今川焼の屋台がないのである。

 そういえば、先週の土曜日のことだ。いつものようにアキバへやってきて、いつもの巡回ルートでショップに向かおうとしていたら、銀行前に制服姿の警官10数名がいたのだった。どうやら露天商と何か話しているようだが、よくはわからない。ただ、これだけ大量の警官がアキバにいたというだけでも十分Akiba EYEのネタになる。そう思ってデジカメを出し、構えた次の瞬間、警官2人に取り囲まれる編集者の姿が目撃されたという。

「ちょっと! 君なにしてるの?!」
「いや写真を…」
「やめなさい!」
「あ、すいません、私アスキーの者なんですが、取材させてはいただけ…」
「(言葉をさえぎって)いいからやめなさい! あんたいったい何なの?」

 険悪になる雰囲気。名刺を出し、趣旨を説明しようとしたが取り合ってもらえない。「アキバに起こるさまざまなできごとを紹介する企画なんですが…」などといった説明を繰り返すたび、警官の態度は明らかに、職務質問に対して言い逃れをしようとする不審者を見る目つきに変わってきている。というより、今こうして思い返してみると、言い逃れをする不審者そのものである。そこで「これ以上何か言ったらポリス沙汰」と確信した私は、そそくさと退散したのだが、ひょっとすると、あの時の警官の群れと今日の臨時駐輪場化は、なにか関連があるのかもしれない。
 …なにか、怖い部分に足を踏み入れているような気もする。


(小磯)




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