2005年7月19日
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(c)SEGA,2004,2005 |
馬を育て、馬と生活する 異色のオンラインゲームを遊ぼう
“公営のギャンブル”という側面を持ちながら、勝ち負けとは異なる次元で多くの人々を熱狂させ、時には感動すら呼ぶ“競馬”というスポーツ。一頃のブームは去ったとも言われるが、中央競馬最高峰の“GI”(グレードI)レースともなれば、数万人の観客が競馬場に詰めかけ、サラブレッドたちの戦いに声援を送ることには、いささかの変わりもない。鍛え抜かれた人馬が一体となって駆ける姿には、レースの興奮だけでなく、どこかロマンチックな夢を感じさせてくれるものだ。そんな競馬を題材にしたゲームもまた、数多くが作られ、多くの人に楽しまれている。中でも年齢を問わずに根強い人気を博しているのが、プレイヤーが馬主や調教師となって競走馬を育て、レースを戦う“競馬シミュレーションゲーム”や“競走馬育成ゲーム”と呼ばれるゲームだ。ファミコン全盛期に登場し、現在でも後継作品が発売されている“ダービースタリオン”シリーズを遊んだことがあるという方も多いだろう。
今回紹介する(株)セガの『ダービーオーナーズクラブ オンライン』(以下DOCオンライン)も、そうした競走馬育成ゲームの面白さを受け継ぎながら、新しい面白さをとりこんだゲームだ。競走馬を育て、競わせるという要素に加えて、愛馬と暮らす生活を楽しむというある意味ペット育成ゲーム的な要素、さらには多くのプレイヤーがひとつのゲーム世界でコミュニケーションを取りながら遊ぶMMORPG(大規模マルチプレイヤーオンラインRPG)の要素といった、3つのゲームの要素をミックスしているのだ。これより始まる第1回ではDOCオンラインの基本的なゲームシステムの解説を中心に、“愛馬との生活”と“愛馬を育ててレースに挑む”というゲームの中核部分の面白さについて述べたい。
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厳しく鍛えて勝負に世界に生きるも、愛馬や気の合う仲間とまったり楽しくすごすも自由。異なる楽しみをひとつのゲームで味わえるのがDOCオンラインの魅力だ |
なおDOCオンラインはパソコンショップなどでパッケージが販売されている(価格は6090円)ゲームであるが、8月1日には無料でのゲームプログラムダウンロードができるようになる(※1)。無料ダウンロード版は10日間の無料プレイが可能で、10日あればDOCオンラインの基本部分の面白さは十分体験できるので、ぜひトライしてみていただきたい。
※1 継続プレイには月額使用料金の支払いが必要。クレジットカード決済による自動継続は月額1500円、WebMoney決済の30日利用権は2000円。
ハイスペックのマシンじゃなくても快適
DOCオンラインを遊ぶには、どのようなハードウェアが必要になるのだろう。具体的な必要環境はこちらを参照していただきたいが、快適に遊ぶ目安である推奨システム環境は、CPUこそPentium 4-2.0GHz以上とやや高めになっているものの、グラフィックスカードについては“Direct3D対応 VRAM(ビデオメモリー)32MB以上”となっている。さらに動作確認済みのグラフィックスチップ(GPU)のリストを見ると、3年前のメインストリームGPU(GeForce2 MXなど)や3D性能の低いグラフィックス機能内蔵チップセット(Intel 845G、865Gなど)の名前が挙がっている。3Dグラフィックスを使った今時のゲームとしては、ハードウェアに対する要求は低いと言ってもいいだろう。特に845Gや865Gで動作するならば、デスクトップパソコンならば3年前、ノートパソコンでも2〜3年前くらいの製品やグラフィックスカードでも動作しそうだ。またゲーム自体も3Dグラフィックで表示されるとはいえ、リアルタイムのアクション性を要求されるゲームではないので、多少推奨スペックより低くても、遊ぶにはあまり支障はなさそうに思える。
今回はテストに使用する機材として、ソニー(株)の“VAIO type A”『VGN-AS53B』を主に使用してみた。スペックや特徴の詳細はコラム部を参照していただきたいが、CPUにPentium M 740-1.73GHzを搭載し、グラフィックス機能はチップセットのIntel 915GM Expressに内蔵された機能を利用している。最近の家庭向け大型ノートとしては、スペック的にはオーソドックスな構成と言える。CPUのクロック周波数は推奨環境より低いが、Pentium Mは同クロックのPentium 4より高速なので、推奨環境はおおむね満たせている。
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VGN-AS53Bの主なスペック
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Pentium M 740-1.73GHz/512MBメモリー/Intel 915GM Expressチップセット/チップセット内蔵グラフィックス機能/15.4インチ ワイドXGA液晶ディスプレー搭載/100GB HDD/DVDスーパーマルチドライブ/TVチューナー内蔵/Windows XP Home Edition SP2
大型のワイド液晶ディスプレーとTV録画機能を搭載した、ソニーの家庭向けメインストリームノートパソコン“VAIO type A”の中堅クラス製品。CPUにはインテルの“Pentium M 740-1.73GHz”を搭載。グラフィックス機能は“Intel 915GM Express”チップセットの内蔵機能を利用する。Intel 915Gシリーズのグラフィックス機能は、DirectX 9のプログラマブルピクセルシェーダーを搭載しており、本格的なGPUほどではないが、3Dゲームを動かすには事足りるグラフィックス性能を備える。液晶ディスプレーは15.4インチ、1280×800ドットの解像度を備える。またIEEE 802.11b/g対応の無線LAN機能も搭載する。
今回のゲームとは関係しないが、ハードウェアMPEG-2エンコーダーを搭載したTVチューナー機能を内蔵しており、TV録画が可能となっている。さらに2層式DVD+Rにも対応したDVDスーパーマルチドライブも内蔵しているので、これ1台でTV録画からDVD作成までこなせるマシンとなっている。さらに非接触式ICカード“FeliCa”の読み書きが可能な“FeliCaポート”を、パームレスト左側に内蔵するといった特徴も備えている。価格はオープンプライスで、予想実売価格は23万円前後。 |
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マシンパワーが低いと、タイムラグでややきつくなる調教シーンも快適で、ラグなどまったく見られない。Frapsの数値も60と高い |
type AにDOCオンラインをインストールし、ゲームの描画性能をリアルタイムで計測するオンラインソフト“Fraps(Beepa製)”と共に起動してみた。すると1秒間の表示画面数を示すフレームレートの数値(掲載スクリーンショットの左上に出ている黄色い数字)は、ほとんど常に30〜60(1秒間に30〜60回画面を表示)をキープしていた。画面内に表示されるキャラクターが増えると若干数値が下がることもあるが、おおむね25以上をであるため、実に快適であった。標準のメインメモリーが512MBで、グラフィックス機能に若干メモリーを取られているためか、新しいキャラクターが画面に表示される直前などには、メモリーへの読み込みと思われるごくわずかなタイムラグを感じることがあったが、ストレスに感じるほどではない。DOCオンラインを快適に遊ぶには十分な性能を備えているようだ。
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余談だが、type Aの液晶ディスプレーはワイド型なので、そのままDOCオンラインを表示すると、横長に引き延ばされてしまう。画面拡大の方法を、デスクトップを右クリックしてたどり着ける“パネルフィット”で“縦横比の保持”に変更することをお勧めする。ほかのGPUでも、ディスプレードライバーの設定に同様の項目があるはずだ |
type Aや同じくらいのスペックを備える今時のノートパソコンならば、DOCオンラインを快適に遊べるのは分かった。そこで筆者が以前に仕事に使用していた、3年前のノートパソコン(※2)ではどうかと実験してみたところ、これでもけっこう快適に遊べるではないか! Frapsの示すフレームレートは20〜25前後で、type Aほどではないがなかなか優秀だ。後述する調教シーンの際に、マウスクリックの反応が若干鈍いかな? と感じることもあったが、ゲームを遊ぶのに支障を感じることはない。
※2 スペック CPU:Pentium 4-1.6GHz/512MBメモリー/Intel 845MPチップセット/GPU:MOBILITY RADEON 7500 16MB
セガではDOCオンラインのベンチマークソフト“DOCオンライン ベンチマーク”を公開していて、動作確認やパフォーマンス把握の目安に利用できる。今回DOCオンラインのテストプレイに使用した2台のノートと、筆者の自宅にある自作パソコン(※3)(GPU以外はほぼ2年前のパーツで構成)で、ベンチマークを計測した結果を下に掲載する。目安としては3000以上でほぼ快適、5000を超えれば文句なしに快適ということなので、今回テストしてみた3台なら、いずれも快適に遊べるということがベンチマークでも実証された。「パソコンが古いから、最新ゲームはちょっと」という方でも、DOCオンラインなら快適に遊べる可能性があるわけだ。
※3 スペック CPU:HT対応Pentium 4-3.06GHz/1024MBメモリー/Intel 865Pチップセット/GPU:GeForce 6600GT 128MB
テストマシンで計測したDOCオンライン ベンチマークのスコア
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3年前のノート |
type A |
自作マシン |
| ベンチマークスコア |
3918 |
6524 |
7400 |
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まずはキャラクターと愛馬を作ってみよう
前置きが長くなったが、早速ゲームを始めてみよう。DOCオンラインをインストールしてゲームを開始したら、プレイヤーはまず自分の分身たるキャラクター“オーナー”を作る。男女の区別や髪型、初期の服装やレース時の勝負服などを好みに合わせて選べる。ちなみにこの選択で自分や馬の能力値が変わるといったことはないので、好きなように選んでいい。作成の最後にプレイヤーキャラクターの名前を付け、ゲームを遊ぶサーバー(5種類)を選ぶ。1度選んだサーバーや名前は、途中で変えることはできない。ちなみにゲームアカウントひとつで持てるプレイヤーキャラクターは1人だけだ(削除して作り直すことは可能)。
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男性女性、どちらでも好きな方を選べる。好みにあったキャラクターで遊ぶのが、この手のオンラインゲームを楽しむコツだ |
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レースや調教時に着る勝負服のデザインや配色も選べる。派手でキメるかクールにキメるか。なお勝負服のデザインも、作成後には変更できないので注意 |
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プレイヤーキャラクターを作成すると、馬が一頭プレゼントされる。能力や性別は自動で決まるが、名前は8文字までで自由に付けられる。馬の名前はレース時の実況で呼ばれたりする。初めての愛馬なのだから、いい名前を付けてやりたい。ちなみに筆者はプレイする2日前から、付ける名前をあれこれと悩んで楽しんだ(笑)。
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初めての自分の馬! これからしばらくの間は、この馬と苦楽を共にすることになる。いい名前を付けてやりたい |
プレイヤーキャラクターを作り馬をもらった後は、操作を覚える簡単なチュートリアルがある。またゲーム中でも随時チュートリアルは参照できるほか、ゲーム世界にたくさんいるノンプレイヤーキャラクター(プレイヤーキャラクター以外のキャラクターのこと)が、ゲームの進め方について教えてくれる。ちなみにパッケージ版には、ゲームのコツや種牡馬のデータなどが網羅された、マニュアル兼用の“最強データブック”が付属している。ゲームに慣れないうちは手元に置いて、目を通すことをお勧めする。序盤のプレイにはかなり助けになった。
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緑色の名前のノンプレイヤーキャラクターに話しかけると、ゲームのさまざまな情報や進め方を教えてくれる。何の役にも立たなさそうなノンプレイヤーキャラクターもいるけれど |
DOCオンラインは競走馬育成ゲームなので、馬には細かいパラメーターが用意されている。プレイヤーキャラクターにはそうした細かいパラメーターはない。その代わりというわけではないが、“オーナーランク”と“セレブランク”という2種類のランクが用意されていて、各ランクはランクごとに異なる検定課題をクリアすることでランクアップする。オーナーランクは“馬の育成に関する格付け”と定義されていて、より馬をより強く育てていくことでランクアップできる。たとえば“レースで5着以内に入る”とか、“総獲得賞金1000万円以上にする”といった課題をクリアするとランクが上がる。調教手としての腕前を問われるランクというところか。一方のセレブランクは、“生活者としての充実度をに関する格付け”と定義されている。若干分かりにくいかもしれないが、たとえば“よい服を着る”とか“自分の家を建てる(後述)”、“ジョブ(後述)の合計レベルをいくつにする”といった具合に、レースに直接関わらない分野での、プレイヤーキャラクターの成長を計るランクというところだ。
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競走馬のパラメーター。調教では“スタート”〜“スタミナ”の5種類を鍛えていく。馬によっては特技を持つことも? |
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こちらはプレイヤーキャラクターの情報。成長するパラメーターの類はなく、オーナーランク、セレブランク、ジョブのレベルと経験値あたりが重要か |
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オーナーランクはゲーム中で使える施設の制限を解除したり、購入できる土地(後述)の価格の上限が上がったりと、かなり重要な要素に関わる。と言ってもランク上げのために遮二無二遊ぶというゲームではない。馬を育て、レースで競わせていくうちに、結果としてついてくるものと、気楽に考えていい。セレブランクの方は、自宅を立てたり設備や内装を充実させたり、新しいジョブに就けるようになったりといった恩恵がある。ゲームをより深く楽しむためには、必要となるだろう。特に長期的に遊ぶ上では、自宅は極めて重要な必須の施設となる。いずれにせよランクは遊んでいくうちに自然と上がるといったものなので、ランクが高くないと楽しめない、なんてことはないのでご安心を。
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ランクは“エリア部長”“副部長”が出す検定課題をクリアすると上がる。ランクごとに課題は異なり、レースで初めて1着を取っただけで、いくつもの課題を連続でクリアできることも |
愛馬と暮らす世界と、 ゲームの基本的な流れ
ゲームの舞台となるのは、“HRA”という団体が管理する架空の世界だ。世界は“オーナーズアイランド”という南国の島風のマップと、“ノースパーク”という近代的な都市風マップの2つに大きく分かれている。両マップは相互に行き来でき、プレイの上で重要な施設はどちらにも用意されている。実際にはオーナーズアイランドの方が賑わっているようだ。舞台そのものは架空の世界だが、レースに登場する競馬場は、東京、中山、中京、京都、阪神といった本物の中央競馬が開催される競馬場が主である(架空の競馬場もある)。そしてそれらの競馬場で行なわれるレースの名称も、本物のGI〜GIIIレースから取られている(架空のレースもある)。ゲームの世界とはいえ、GIクラスのレースに自分の馬が出走するというのは嬉しいものだし、それに勝ったりしたら、素晴らしい喜びとなるだろう(筆者はまだGIIIにすら出たことがないが……)。
話をマップに戻そう。マップ上にはいくつかの施設が点在している。その中でも特に重要なのが、馬を調教する調教場と、レースへの出走登録を行なうレース登録所の2つだ。ほかにも馬の疲れを癒やす森林馬道や治療院、さまざまなアイテムを買う商店街といった施設がある。それぞれの施設の場所は、地図上で分かりやすく示されている。
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馬を訓練して能力を高める調教場。プレイヤーキャラクターがもっとも足繁く通う場所になる |
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鍛えた愛馬をレースに出すレース登録所。辺りではレースを終えたプレイヤーキャラクターたちが、歓談していることも多い |
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馬を育てる手順は、おおまかに書くと以下のように。鍛えて休ませてレースに出るというサイクルを繰り返すことになる。
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調教場で調教
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調教によって、レースを左右する馬の能力(スタート、末脚、コーナー、瞬発力、スタミナ、気合)を上げる。選ぶメニューによって、どの能力が上がるかが変わる。
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森林馬道で休養
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調教を行なうと馬の体調が下がる。下がりすぎると怪我や病気になりやすくなるので、森林馬道を散歩させて体調を回復させる。もし怪我や病気になったら、治療院で回復させる。
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レース登録所でレースに出走
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十分に能力が上がり、気合いと体調も整ったら、レース登録所でレースに出走する。馬の年齢(馬齢)や獲得した賞金総額などにより、出走できるレースのクラスが変わる。
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調教は4コース、2種類の方法で強化される能力が変わる。強弱は必要な金額と能力の上昇量、馬の疲労具合が異なる |
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調教や休養、治療のシーンは、大半がタイミング重視のミニゲームとなっている。これは芝調教、単走、弱めのゲームで、左から右に動くマーカーを、タイミングよく左クリックして緑色のポイント内で止める |
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ミニゲームの成功率によって、失敗〜成功〜大成功〜完璧の評価がなされ、それによって能力の上昇量や体調の回復量も変化する。ミニゲームに慣れて成功率を高めろ! |
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体調が下がった馬は、無理をさせずに森林馬道で急速させよう。コースによって金額と回復量が変わる。体調は80以上をキープさせておくと、怪我の心配もあまりないそうだ |
調教やレース、休養や治療を行なうと、馬は少しずつ年を取る(それ以外の行動では年を取らない)。DOCオンラインでは馬齢により6つの区分があり、新馬はRookie3(R3、実際の馬では2歳6ヵ月〜10ヵ月末程度に相当)から始まり、Rookie2(R2、2歳11〜3歳3末)、Rookie1(R1、3歳4〜10末)、Expert(EX、3歳11〜引退まで)の順で年を取っていく。そしてEXで調教やレースを積み重ねていくうちに、ついに引退(OverまたはRetire)となる。何歳でOverとなるかは、実際にそこまで育てるまで分からない。しかしおおむね40〜50回ほど調教やレースなどを行なうと、Overに到達してしまうという。つまりある程度計画的に調教やレースをこなさないと、無駄に年を取らせてしまうことになる。引退した馬はもうレースには出られず、その代わり種牡馬や繁殖牝馬として余生を過ごす。幸いDOCオンラインでは馬が死ぬことはなく、引退後の馬でもずっと共に生活することはできる。ただし馬の所有数には限度がある(厩舎がない場合は1頭のみ、厩舎のランクで上限も変わる)ので、多くの馬にレースをさせたいなら、愛着のある馬を全部抱え続けることはできない。馬を処分(嫌な響きだな)する場合は、マップ上にあるHTCという施設で引き取ってもらうことになる。
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調教やレースを40回ほど重ねたら、ついに愛馬もExpertの年齢に……。残り少ない現役期間をどう活用するか、馬主の悩みどころだ |
ちなみに新馬はHTCで購入できるほか、手持ちの牝馬とHTCの種牡馬(シンボリルドルフ、オグリキャップなど実在の名馬が多数登場!)を交配させたり、プレイヤーキャラクターの馬同士を交配させることでも得られる。この交配によっていかに強い馬を生み出すかが、DOCオンラインの醍醐味であり難しいところでもあるのだが、それについては次回で述べよう。
レースは簡単操作。でも勝負は常に厳しい
順序が逆になったが、レースの仕組みについても触れておこう。レースでは同じレースに登録したプレイヤーキャラクターの馬と、コンピューター操作の馬(COM馬)が競う。低ランクのレースは自分以外すべてCOM馬だったりするが、人気の高いレースは何人ものプレイヤーが参加するので、熾烈な戦いが繰り広げられる。レース中のプレイヤーは騎手として、馬にムチを当てたり抑えたりしながら、1位を目指す。
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レースでは自分だけでなく、ほかのプレイヤーも参戦してくることがある。当然COM馬以上に手強い相手であり、ライバルの多いレースは死闘となるだろう。オンラインゲームの醍醐味だ |
操作自体は簡単で、左クリックでムチを当てて加速、右クリックで抑えて減速&体力回復を行なう。しかし適当にマウスを連打するだけでは、絶対にレースには勝てない。馬の個性(脚質、詳細は後述)に合わせて調教を行ない、馬のスタミナにあった距離のレースを選び、さらに脚質やレース展開に合わせたムチさばきをして初めて、勝利の可能性が出てくるのだ。ムチさばきは実際にレースを体験して会得するしかない。また馬齢が上がるにつれて、プレイヤーキャラクターの馬はもちろんCOM馬も強くなっていくので、計画的に調教をしていかないと、いくらムチさばきがよくても力負けしてしまう。現実の競馬ほどではないだろうが、ゲームだからといって簡単に勝たせてくれるほど、レースは甘くないのだ。
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各馬一斉にスタート! レースシーンは競馬中継風に描かれ、実況中継も入る凝ったものだ |
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馬の個性により、先行逃げ切りか追い込み型かといった違いがでる。個性に合わせてムチを使う必要があり、慣れないうちのレースは非常に緊張する |
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何はなくとも金はいる ジョブについてお金を稼ごう
馬に食べさせる餌や馬を世話する道具、プレイヤーキャラクター自身が着たり使ったりするアイテムなどを買うには金(DOCオンライン世界ではHGという単位)が必要だ。調教やレース、休息、さらにはレースの出場登録にも金はかかる。とかくこの世は金次第。金がなくては強い馬を育てることはできない。レースで5着以内に入れば賞金が得られるが、低ランクのレースでは金額も少ないので、賞金だけで賄っていくのはまず無理だ。そこでプレイヤーキャラクター自身が働いて、金を稼ぐ必要が生じるわけだ。
DOCオンラインではプレイヤーキャラクターがジョブと呼ばれる職業に就いて、ジョブごとに与えられるクエストをこなしたり、ジョブで得られるアイテムを販売して金を稼ぐ仕組みを取っている。ジョブには収集系と加工系の2系統があり、それぞれ4種類、合計8種類のジョブが用意されている。ただし加工系ジョブになるには、セレブランクが5以上必要なので、最初は収集系ジョブ(セレブランク2が必要だが、2には簡単になれる)から始めることになる。
ジョブの種類
| 収集系ジョブ |
加工系ジョブ |
| 木こり |
鍛冶屋 |
| 採掘家 |
仕立て屋 |
| 採集家 |
大工 |
| 釣り師 |
料理人 |
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ジョブに就くには、各ジョブ組合のノンプレイヤーキャラクターに話しかけるだけでいい。やめるのも簡単だが、やめたジョブはレベル1からやり直しになってしまう |
ジョブに就くのは簡単で、就きたいジョブの組合(マップ上に緑色の点で示されている)に行ってノンプレイヤーキャラクターに話しかければよい。ジョブは2つまで取ることができ、いつでもやめられる。ジョブにはジョブレベルというものがあり、ジョブに合った行為(釣り師なら釣り)を積み重ねることで経験値を得て成長することができる。ジョブレベルが上がると難易度の高い収集品が手に入ったり、難易度の高い加工物を生産できるようになる。やめてしまうとレベルもなくなってしまうので、手堅く稼ぐには好みのジョブをきちんと育てていく必要がある。
筆者は最強データブックで“序盤のお勧め”とされていた釣り師になってみた。組合では初級者用の道具(釣り師は“並みのツリザオ”)もタダでくれるので、釣りを始めるのに元手はかからない。愛馬を従えて商店街を取り囲む川に行き、Ctrl+Gキーを押して釣りを始めると、すぐにヒット! 魚が釣れて経験値が少し入った。釣れた魚はノンプレイヤーキャラクターに売って金にすることもできるが、組合の依頼人から請け負えるクエストを受けて、クエスト要求された収集品を提出するほうが儲けは大きい。ジョブレベルが低いうちはなかなか釣れない魚でも、レベルが上がると簡単に釣れるようになる。レベルに適した道具や採集場所のヒントも、組合にいるノンプレイヤーキャラクターが教えてくれるので、馬を養い育てるのに必要な資金程度は、簡単に稼げるようになるだろう。
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釣り師に就職した筆者。馬を従え早速釣りを開始! 特にアクション要素などはないが、単純ながらも釣れるのは楽しい |
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収集品は単に売るよりも、クエストをこなすのに使った方が儲かる。クエストの余り物を売っていけばいいだろう |
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ジョブは基本的に単純な作業だが、クエストを受けて釣りをして、というのも案外に楽しい。馬の調教そっちのけで釣りに専念してしまう日もあり、はまりすぎると馬育てゲームなのかプレイヤーキャラクター育てゲームなのか分からなくなりそうだ(笑)。加工系ジョブでの生産品はノンプレイヤーキャラクターから買えないものばかりなので、加工系を極めていろいろな物を作ったり、それをほかのプレイヤーに売ったりするのも面白いだろう。特にプレイヤーキャラクターが着る衣装や自宅を飾る家具は、生産品の占める割合が大きい。おしゃれには生産品が必須というわけだ。
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オーナーズアイランドの釣り組合のある港は、高レベル釣り師向きの釣り場でもある。何人ものプレイヤーキャラクターが釣り竿を並べている |
馬と笑い、馬と泣き、馬にツッコみ、馬にチュウ?
馬を調教したり、馬をつれてゲーム世界を歩き回っていると、なにやら怪しげな音と共に、メッセージ欄に黄色い文字で馬の悩みや要望が表示されることがある(調教後の空腹具合は白い文字)。これがDOCオンラインの“馬ペットゲーム”的要素である、馬とのふれあいの入口だ。馬が望んでいる世話をすることで、馬との信頼を高めることができる。信頼度の高さは調教やレースにも影響を与えるので、馬の要望をかなえることはとても重要だ。
しかしこの馬の望みというやつがなかなかのクセモノで、思わず笑わされることも多い。たとえば「ハヤオウ(筆者の馬の名)は、汚れた体が恥ずかしそうです」という要望なら、「ああ体をきれいにしてあげればいいのだな」とすぐ見当がつく。この場合、世話のメニューから“手入れ”を選び、ノンプレイヤーキャラクターから買える“洗浄セット”を使ってきれいにしてあげればいい。腹が減っていたらエサというのも分かりやすい。ちなみにエサや手入れには馬ごとに好みがあるようで、頻繁に出る要望(私の馬はきれい好きのようだ)や喜んで食べるエサ(私の馬はホウレンソウが好きで、サトウキビは嫌い)は、早めに把握しておくとよい。
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“汚れた体が恥ずかしそう”という要望には、洗浄セットで洗うことで対応できる |
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体をきれいにされて喜ぶ愛馬。信頼度もアップだ。要望への対応を間違えると、信頼度が下がることもある |
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ところが筆者が釣りをしていたとき、メッセージ欄に「ハヤオウは、頭がボケ〜っとしています」と出たときには、一瞬あっけにとられた。慌ててデータブックをめくると、対応例のところにツッコむとあるではないか!? 「馬にツッコみ? なんじゃそら」と思いながら、世話メニューの“ふれあい”を選び、リストからツッコむを選ぶと……画面の中でプレイヤーキャラクターは愛馬に対し「なにゆーてまんねん!」という感じでツッコミ裏手パンチを繰り出してはたく! すると愛馬の頭上にハートマークのついた吹き出しが浮かび、メッセージ欄には「いいタイミングでツッコまれ、グッときたようです」と表示されたではないか! しかも信頼上がってるし(笑)。
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ボケ〜っとしている馬に、ツッコミ裏手パンチが炸裂! 漫才コンビですかあんたらは!(笑) |
別の機会では「ハヤオウは、アレを一発キメたくて、ウズウズしています」と謎の要望が出た。データブックの対応例にもなく、思わず悩む筆者。しばらく考えた末、「うちの馬は漫才体質……、もしや」とボケるを選んでみる。愛馬の前に飼い葉桶を置くプレイヤーキャラクター、ところが自分が桶に手を突っ込んで、エサを食べ始める……。すると馬が大きな首を振って、「なにやっとんねん!」という感じでプレイヤーキャラクターをはたく! 大袈裟なリアクションでのけぞるプレイヤーキャラクター! メッセージ欄には「ツッコミをキメて爽快そうな顔です」の表示と、信頼度アップのメッセージが。深夜だったにも関わらず、これには思わず馬鹿笑いしてしまった。そのほかにも「恋人同士のような瞬間にあこがれています」にチュウするで対応するなど(プレイヤーキャラクターも馬も雄同士なんですが……)、一瞬迷い、思わず笑うふれあいはほかにもある。パラメーター重視のストイックな競走馬育成ゲームではありえない、DOCオンラインならではの面白さと言っても過言ではないだろう。
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ツッコみたがっている愛馬の前でボケるプレイヤーキャラクター。飼い葉桶から自分が食べると…… |
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「なにやっとんねん!」「うはー」という感じのリアクションが! 我が愛馬は競馬より漫才の方が向いているのかもしれません |
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愛馬にチュウの図。バカみたいだが、要望を放置すると信頼度が下がるので、効率の面からも軽視できない。まあ固いこと抜きで笑って楽しんだ者勝ちですな |
広い世界を愛馬と共に散策してみた
要望と世話は、信頼度に関わるゲーム的にも重要な要素だが、調教や育成に直結しない部分でも愛馬とのふれあいを楽しめる要素は多い。たとえばアクション(ほかのMMORPGではエモートなどと呼ばれる動作)を実行すると、プレイヤーキャラクターと馬が一緒に座ったり寝そべったり、おじぎをしたりバンザイしたりと、コミカルな動作を行なう。本来は文字によるプレイヤーキャラクター同士の会話に、動作を付けることで感情表現を加えるものだが、DOCオンラインではそれが馬も一緒にするので笑える。
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アクションはF1〜F8キーに登録できる動作とメッセージ。一覧から動作を選び、任意のメッセージを加えることができる |
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セガから送られた資料画像にはこんなアクションが! 馬の“特技”でできる……らしい? |
愛馬とまたがり、広い世界を散策してみるのも案外楽しいものだ。起伏に富んだ南国の島といった風情のオーナーズアイランドには、さまざまな地形や建物、ノンプレイヤーキャラクターが配置されている。ノンプレイヤーキャラクターの中にはある種のクエストを持っているものもいて、彼らにアイテム(ジョブによる収集品や生産品の場合が多い)を届けると、金やアイテムをくれたりする。有効に活用すると、資金調達の助けになるだろう。
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愛馬と共にオーナーズアイランドを散策。釣り組合のある港には、大きな客船が停泊している |
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島の南には砂浜が広がる。のどかな風景に心も安らぐ |
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オーナーズアイランドやノースパークの各所には、今後の拡張にでも使うのか、謎のポイントがいくつかある |
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高台に通じる坂道から、プレイヤーの家が並ぶ住宅地を見下ろす。いつか俺も……と愛馬に誓う |
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ノースパークはオーナーズアイランドとはかなり趣が異なり、直線的な舗装道路で区切られた人口都市といった風情。施設の類も整備されているが、現状ではプレイヤーがオーナーズアイランドに集まる傾向にあるため、人気が少なくやや寂しい印象 |
また、島の各所にはプレイヤーキャラクター用の住宅地も用意されている。プレイヤーキャラクターはオーナーズランクを上げ、大金を稼ぐことによって、ゲーム内に自分の土地と家を持つことができるのだ。土地代は重要な建物の近くにあるところほど高く、中央から離れるほど安くなる。またサテライトと呼ばれる住宅地専用のミニマップでは、施設の類がない代わりに土地代が非常に安い。自分の土地には自宅に加えて、馬用の厩舎(馬房)や加工系ジョブで必要な工房、自分のアイテムをほかのプレイヤーに販売できるマイショップなどを建てることができる。特に厩舎は馬を複数持ったり、持ち馬同士を配合させるのに必要な重要施設。工房も加工系ジョブで稼ぐには欠かせないし、自宅には持ちきれないアイテムを保管することができる。自宅がないとゲームが続けられないわけではないが、ゲームを楽しむには必須のものだ。序盤は収集系ジョブで稼いだ金でサテライトの安い土地を買い、資金とオーナーランクが上がってきたら、ノースパークやオーナーズアイランドの便のいい土地に引っ越すというのがよさそうだ。
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住宅専用のミニマップ“サテライト”の土地は安く、最安値では300万HGで買える。ちょっと稼げば、このくらいならすぐに買えるだろう |
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オーナーズアイランドで見かけた住宅。大きな厩舎と工房(右手前)、マイショップ(左手前)がある |
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住宅地で見かけたお宅にお邪魔。おしゃれな壁紙と床、家具や戸棚が配置されている。色調も統一されていて、とても素敵な部屋。ただし家具を揃えるにはけっこうなお金が必要だ |
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今度は別の家のマイショップにお邪魔。こちらの家主は料理人の方のようで、さまざまな料理(馬に食べさせると能力が少し上がる)が販売されていた |
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町中で見かけたオシャレな女性プレイヤーキャラクター。衣装のバリエーションは非常に豊富なようで、ドレス風の衣装や和服姿のプレイヤーキャラクターを見かけることもあった |
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こちらは白いスーツでまとめたオシャレさんと彼女の愛馬。馬に着せるメンコ(マスク)やバンテージも生産品のようだ。なかなかキマってますね |
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馬とのふれあいも楽しいが、やっぱりDOCオンラインは競走馬育成ゲーム。強い馬を育ててレースに勝ち、いつかはGI制覇を狙いたいものだ。それには長い道のりと多くの勝利を積み重ねなくてはならない。特に重要なのが、馬の個性に合わせた調教だ。DOCオンラインでは脚質というデータが非常に重要な位置を占めている。脚質とは馬の得意な走り方のことで、逃げ、先行、差し、追込の4種類がある。脚質ごとにレースのどこでムチを使うと効果的が決まっていて、逃げや先行はスタート直後から最初のコーナーあたりまで、差しや追込は最終コーナーから最後の直線区間といった具合だ。また馬の能力(スタート、末脚、コーナー)は区間ごとの速さに、瞬発力はムチ入れ時のダッシュ力、スタミナは長距離での疲労具合を左右する。能力は調教やエサなどで強化できるが、脚質は変えられない。よって脚質に合った調教を行ない、能力を高めていくのがDOCオンラインでの育成の基本となる。
筆者の愛馬ハヤオウの場合、脚質は追込。最後の直線で一気に抜き去るタイプだ。そこで最初は末脚を重点に鍛えることにした。調教を何度か繰り返すと、気合いが100になったところで「そろそろレースに出てみては」というゲームからのアドバイスがあった。勝てる気はしなかったが、レースの雰囲気を掴むのもいいかと思い、初めてのレース“新馬戦”に挑戦してみた。結果は惨敗のブービー。能力的にもまだ低いし、レースでのムチの使い方も分かっていないので、これは仕方ない。
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2戦目のレースに挑む愛馬ハヤオウ。R3としてはそれなりに能力も高めたつもり。COM馬相手なら健闘できると思うが…… |
ところが、さらに調教を重ねて末脚を伸ばして挑戦した次のレースの未勝利戦(1着になった経験のない馬同士で戦うレース)でも、16頭中13着と惨敗を喫してしまった。追込馬は最後の直線で伸びるはずだが、愛馬はムチを入れても思うように加速せず、順位を上げることなく終わってしまったのだ。正直言って「低ランクのレースならすぐに勝てるだろう」と甘く見ていたので、これには少々ショックを受けた。ムチの当て方も、今ひとつコツがつかめない……。
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レース開始直前には、このような演出が入り、気分を盛り上げてくれる。GIレースならあのファンファーレが鳴り響いたりするのだろうか? ぜひ自分の馬で聴いてみたい |
これはマズい!と危機感を持ち、それからはさらに真剣に調教に取り組んだ。末脚の強化は継続しつつ、ムチでの加速を高める瞬発力も重要かと考え、これを高める調教メニューも取り入れた。無理な調教で怪我をさせては元も子もないので、体調は80〜100をキープするように、適度な休養も取り入れた。馬齢はすぐに上がってしまい、R3からR2になってしまったが仕方ない。馬に装備することで、1レースのみ能力値を上げてくれる蹄鉄も使うことにした。遮二無二調教に励む私と愛馬。能力値は順調に伸びてゆく。
ところが自信を持って望んだR2での未勝利戦も、結果は10着と入賞圏内である5着にも届かなかったのだ! 未勝利馬にのみ能力値5種類を上げる効果のある“希望の蹄鉄”も装備させたのに、この結果。確かにCOM馬も強くなっているが、能力的には見劣りしないレベルにあっただけに、この敗北はショックだった。「着実に順位を上げていますね」といったゲームからのメッセージも、気休めにはならない。困った……。どうすれば勝てるのか。
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追込馬で勝つには、ムチでの伸びを高めるべきか。瞬発力を高める調教に重点を置いて鍛える |
敗因はムチを当てても思うように伸びないことにある。だが今ひとつムチの適切な当て方を把握できない。調教とレースはまったく違うので、調教がうまくてもレースでは意味がないのだ(レース自体の練習モードが欲しいと切実に思った)。ムチの当て方はプレイヤーの腕の問題として、とりあえずは馬の強化で能力を高めて対抗することを考える。末脚やスタートは、COM馬と比べても高いくらいだった。レース距離もスタミナに見合った適切なものを選んでいる。伸びが悪い原因のひとつは瞬発力が足らないためだろう。コーナーでずるずる下がる点も気になるが、的を絞るなら瞬発力か。そう考えて瞬発力を重点的に調教していく、目指すはR2内での1勝! なんとか、なんとか勝たせたいとの思いで、調教を積み重ねていく。
そして“もう少しで馬齢が上がりそう”のメッセージが出た時点で、R2での最後のレースに挑む。能力値は十分……のはずだ。希望の蹄鉄も買い直して装備させた。しかしライバルのCOM馬もさらにパワーアップしているようだ。愛馬には一番人気が付くが、筆者はまったく自信がないままレースに挑む……。
レーススタート! スタートもうまくいき、先頭集団からスタミナ温存で少しずつ順位を下げていく。コーナーに差し掛かるとさらにずるずる下がるが、直線区間での貯金が生きて、なんとか中盤の後ろにつけたまま最後のコーナーを過ぎる……。ムチ打ち開始! 後方から追い抜こうとムチを当てるが、愛馬の伸びが鈍い! 中央集団から抜け出せないまま、ゴールが迫ってくる。「またか、またダメか……。ムチの当て方を会得できない俺のミスか」と半ば諦めの気持ちを抱きながら、それでも一縷の望みをかけて、ムチを激しく当てる……。すると残り200mを切ってから、突然ハヤオウが一気に前に出始めた! 驚くほどの伸びを見せて先頭に迫る。そして……半馬身ほどの差を付けて、ハヤオウは先頭でゴールに飛び込んだのだ! 最後の最後で見せた驚くほどの伸び。まさに追込馬の本領を発揮しての勝利だ。あまりの驚きに言葉が出なかったが、“優勝”の文字と共にウイニングランをする愛馬とプレイヤーキャラクターを見ながら、筆者もグッと拳を握り、小さくガッツポーズするのであった。
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背水の陣で望んだ、R2での最後のレース。最後の直線で驚異的な伸びを見せ……先頭でゴール! やった初勝利だ! |
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輝くWINNERの文字。何度もガッツポーズをきめるプレイヤーキャラクター。すべての苦労も、この快感と感動で報われた。ちなみに出走数が記事と違うのは、ミスにより2戦ほど登録したレースをプレイできなったかたため |
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初めての賞金が1着というのもなんだし、金額的には大したものではないが、やはりこれはうれしいね |
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初勝利の記念に、オーナーズアイランドの南に家を建てた! 愛馬と一緒にバンザイのポーズ。今はまだ小さな家と厩舎だが、ここからさらなる戦いが始まるのだ…… |
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競走馬育成ゲームの経験には乏しい筆者だったが、苦労した甲斐あっての勝利は実に嬉しいものだった。おかげで今ではすっかりDOCオンラインにはまってしまい、ジョブと調教を繰り返す日々を送っている。いまだにムチさばきはおぼつかないのだが、個性に合わせた育成のコツはつかめてきたようで、11戦目でなんとか2勝目をあげることができた。GIを連覇するような名馬と比べればささやかなものだが、106戦全敗したかのハルウララに比べたら、上出来と言ってもいい……と思う。
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11戦目(実質9戦目)でようやく2度目の勝利。しかし2着以下に大差を付けての勝利は、調教プランが成功したことを示しているだろう |
繰り返しになるが、8月1日には無料ダウンロードも始まるので、より手軽にDOCオンラインの世界に挑戦ができるようになる。競走馬好きの貴方にも、筆者が味わった興奮と感動をぜひ味わっていただきたいものである。
(編集部 小西利明)
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