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オウルテックから、フロッピーディスクドライブ+6in1カードリーダ/ライタ『FA404M』が発売に!

Printable Version 2003年12月4日

オウルテックから、フロッピーディスクドライブ+6in1カードリーダ/ライタ『FA404M』が発売された。フロントマスクのカラーは、アイボリー、ブラック(B)、シルバー(SV)、パールホワイト(PW)の4色が用意されている。『FA404M』は既存の3.5インチフロッピーディスクドライブとほぼ同等のサイズながら、フロッピーディスクのみならず現在市販されているフラッシュメディア(6タイプ)の読み書きを可能にした複合型ドライブの新製品だ。

『FA404M』
『FA404M』は、ミツミ電機製3.5インチフロッピーディスクドライブ+6in1カードリーダ/ライタでオウルテックが発売元

●『FA404M』と『FA404A』の違いは?

実は『FA404M』は、オウルテックから9月に発売された『FA404A』の後続機種に該当する製品だ(フロッピーディスクドライブ+6in1カードリーダ/ライタの初代FA402Aから通算3機種目となる)。『FA404A』との違いについて同社に確認してみたところ、フロッピーディスクドライブ(以下FDD)とカードリーダ/ライタの位置関係が入れ替わっている程度で機能的な追加・変更は施されていないとのこと。ただ、『FA404A』で付属品になっているドライバCDは、『FA404M』では省かれており、必要に応じて同社のウェブページからダウンロードするようになっている(必然的にバンドルされていたメディアフォーマッターも省略)。ちなみにドライバが必要なOSはWindows 98 SEのみでWindows Me/2000/XP以降は特に専用ドライバを必要としない(ただしWindows XPはSP1以降に、Windows 2000はSP3以降にサービスパックをそれぞれインストールしておく必要がある)。

●スペックと組込みについて

『FA404M』のスペックをここで確かめておこう。まず、カードリーダ/ライタ部のインターフェースは、USB2.0が採用されており、十分なデーター転送スピードが期待できる仕様だ。しかもマザーボードなどのハードウェアやOSなどのいずれかがUSB2.0をサポートしない環境下では自動的にUSB1.1で使用可能となる(マザーボード側にUSBコントローラーとWindows 98 SE/Me/2000/XPのいずれかは必須)。また、フラッシュメモリメディアについては下記の通りの6タイプをサポートしており、新しい形状のメディアが登場しない限り困ることはなさそうだ。

(1)コンパクトフラッシュ
(2)マイクロドライブ
(3)スマートメディア
(4)SDメモリーカード
(5)マルチメディアカード(MMC)
(6)メモリースティック(メモリースティックPROを含む)

マザーボードとの接続は、ドライブ本体のUSBケーブル先端に圧着されたソケットをマザーボード上のUSBヘッダーピンへ結線する方式だ。USBヘッダーピンのピン・レイアウトは、マザーボードの取り扱い説明書に記載されいるので予め調べておくと良いだろう。次にFDD部分についてだが、従来品となんら変わるところは無く、3.5インチ2モードのドライブとして扱えばよい。インターフェースは34ピンのパラレルなのでマザーボードとのケーブル接続も従来通りである。

USBケーブルは『FA404M』の背面から直に出力されている
USBケーブルは『FA404M』の背面から直に出力されている。FDDのインターフェースケーブルは、写真に向かって左側(本体中央側)が1ピンで、ソケットの上部に4Pの電源ターミナルが配置されている
USBケーブルはマザーボード等のUSBヘッダーピンへ結線する方式なので信号線ごとにソケットが圧着されてい
USBケーブルはマザーボード等のUSBヘッダーピンへ結線する方式なので信号線ごとにソケットが圧着されている
USBポートのヘッダーピンにソケットを差し込んで接続する(各ピンの極性に注意)
USBポートのヘッダーピンにソケットを差し込んで接続する(各ピンの極性に注意)
マザーボード上のUSBヘッダーのピン・レイアウトを示した説明書の一例
マザーボード上のUSBヘッダーのピン・レイアウトを示した説明書の一例

●『FA404M』を使ってみる

一般的な自作機の3.5インチFDDを『FA404M』に組み替えて実際の使い心地をチェックしてみた。組みつけや配線は前述の通り、サイズなどもとのFDDと変わりがないので難なく換装を終えられた。配線については、いい加減に接続すると当然のことながらカードリーダ/ライタ部の正常動作は望めないわけで、USBケーブルのソケット4本をマザーボードの説明書に沿ってUSBヘッダーピンの極性通りに正しく接続しなければならない。一方、FDD側は、マザーボードとの接続ケーブルと電源コードを通常通り『FA404M』に配線しただけで、特に難しい作業ではなかった。強いて言えばUSBヘッダーを含めたピン番号の特定や、電源の極性に注意が必要だった程度で、これは自作機なら「当たり前」の範ちゅうだろう。

組み替え作業後に通電してみると、このPCのOSがWindows XPであったことから特にドライバの手動インストール作業もなく自動的にドライブが増設された。この『FA404M』は(『FA404A』でもそうだったが)「2つのドライブ」で6タイプのメディアを扱う仕様になっている。なかには、マイコンピューターにドライブが4つ増えるカードリーダ/ライタがあるが『FA404M』は2つのドライブ増で済む(これは好みの問題だが、滅多に使わないドライブがやたら増設されるのはなんとかして欲しいものだ)。なお、ドライブの割り振りは、コンパクトフラッシュとマイクロドライブが排他で1ドライブとなり、残りのメディア4タイプが1ドライブの排他使用に割り当てられる。試しにコンパクトフラッシュとスマートメディアの両方を『FA404M』に挿入してみたところ特に問題もなく双方のメディアが認識されて相互間のファイル転送も短時間で完了できた。また、念のためにFDDにディスクを実装してみたところ、いつも通りのごく普通の動作結果だったが、フロッピーディスクへ最初にアクセスするときの「カチッ」という動作音が歯切れ良く印象的だった。 最後に併売されている両製品の実勢価格を比較してみると明らかに『FA404M』が安価である。ドライバーCDなど付属品に違いがあるもののハードウェアレベルで同じ性能が得られるならお買い得モデルではないだろうか。

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